サイトリニューアルの手順と進め方は?【成功のポイント・費用・注意点】

2025/10/07
  • Web制作/システム開発
  • コンサルティング

「そろそろサイトを新しくしたい。でも、どこから手を付ければいいのか—。」

そんな迷いを解消するために、本記事ではサイトリニューアルの目的の定め方から手順・進め方、期間・費用の目安、ドメインはそのままで良いのかまでを、実務担当者目線で体系的に解説します。

単なる“見た目の刷新”ではなく、経営課題やマーケティング目標の達成に直結するリニューアルを実現するための道筋を、ステップごとに明確化しました。

読み進めれば、次の疑問に答えが出ます。

  • 何をゴールに据えれば成果につながるのか
  • どのタイミング・理由でリニューアルを決断すべきか
  • 失敗しないための要件定義、予算・スケジュールの立て方
  • 「ドメインはそのまま使える?」に対する実務的な判断基準
  • 公開後に成果を伸ばし続けるための運用・改善の要点

中小企業の限られたリソースでも再現できる、実務直結のチェックポイントとベストプラクティスを詰め込みました

「サイトリニューアル 手順」の全体像を一気に把握し、今日から社内を前に進めるための“正しい地図”としてご活用ください。

サイトリニューアルの目的

サイトリニューアルの目的は、企業の経営課題やマーケティング目標を達成する手段としてサイトを刷新することです。

単なるデザインの一新や見た目の改善だけを目的にするのではなく、リニューアル後に「どのような成果を出すか」を明確にすることが重要です。

例えば「商品の問い合わせを増やす」「採用応募数を伸ばす」など、具体的なビジネス上のゴールを設定し、その達成のためにサイトを作り変える必要があります。

また、「サイトの更新」や「サイトの改修」とリニューアルは異なります

更新や改修は部分的な変更にとどまりますが、リニューアルはデザインや構造を含めたサイト全体の刷新となり、影響範囲が広くなります。

そのため、計画的に正しい手順を踏まなければ、かえってユーザーに悪印象を与える恐れもあります。

サイトリニューアルが必要になるタイミング・理由

自社サイトをどのタイミングでリニューアルすべきか判断するには、現在のサイトが抱える課題や状況を客観的に見極める必要があります。

以下のようなケースでは、サイトリニューアルを検討する価値が高いでしょう。

デザインが古く企業イメージに合わない

Webデザインは数年ごとにトレンドが変化するため、古いデザインのままでは企業の信頼性を損なう恐れがあります。

特にコーポレートサイトは「会社の顔」であり、デザインが時代遅れだとユーザーに「この会社は活動しているのだろうか?」という不安を抱かせてしまいます。

そのため、自社のブランドイメージに沿いつつ、適度に最新のトレンドを取り入れたデザインへ定期的に刷新することが重要です。

一般的には、BtoBサイトであれば5〜6年、BtoCサイトであれば3〜4年ごとの見直しが目安とされています。

さらに、古いデザインのサイトは直帰率が高く、他サイトから良質な被リンクも得にくいため、検索エンジンの評価が下がりやすい傾向もあります。

結果として集客力やコンバージョンにも悪影響を及ぼす可能性があるため、定期的なデザイン更新はビジネス成果の維持・向上に欠かせない要素です。

古いデザインの具体例は次のとおりです。

【古いデザインの具体例】

  • Flashに依存したアニメーションやメニュー(すでに主要ブラウザで非対応)
  • スマートフォンでの閲覧を想定していないレイアウト(文字が極端に小さい/横スクロールが必要)
  • フレームを使った分割表示やテーブルレイアウト主体のページ構成
  • 画像化された文字を多用し、検索エンジンに内容が読み取られないページ
  • 余白が少なく文字が詰まり、視認性が低いデザイン

このような要素が残っているサイトは、ユーザーに「古い」「不便」という印象を与えやすく、企業イメージに悪影響を及ぼします。したがって、最新のユーザー環境やトレンドに合わせた刷新が欠かせません。

掲載コンテンツが増えすぎて整理できていない

コンテンツが増えすぎて整理できない状態は、ユーザーが目的の情報に辿り着けず、離脱や不信感を招く大きな要因です。

そのため、情報が散乱している場合は、リニューアルを検討すべき明確なタイミングといえます。

ページ数や情報量が膨大になり、ナビゲーションが複雑化して「どこに何があるのか分からない」状態では、ユーザー体験が著しく低下します。

このような場合には、情報を精査して不要なものを整理し、サイト構造を再設計することが効果的です。

【よくある課題例】

  • 商品・サービスページが乱立し、内容が重複している
  • 古いキャンペーンやイベント情報がそのまま残っている
  • FAQが複数の場所に散らばり、同じ質問が繰り返し掲載されている
  • カテゴリーやメニューが増えすぎて、目的のページに辿り着くのに時間がかかる
  • ブログやお知らせ記事が体系化されておらず、古い情報に埋もれている

情報を整理し構造を見直すことで、ユーザーは欲しい情報にスムーズに到達できるようになり、結果としてお問い合わせや資料請求といったコンバージョンの増加につながります

とくに中小企業においては、限られたリソースの中で「届けるべき情報を優先する」ことが成果を高める鍵となります。

スマートフォン対応が不十分

現在はWeb閲覧の大半がスマートフォン経由で行われています。

そのため、スマホ対応が不十分なサイトは、大きな機会損失につながり、ユーザー獲得の面で致命的な弱点となります。

既存サイトがレスポンシブデザインに対応していない、文字が小さく読みづらい、ボタンが押しにくいといった状態では、ユーザーはストレスを感じてすぐに離脱してしまいます。

特にBtoCサイトでは購買意欲の高いユーザーを逃す可能性が高く、BtoBサイトでも問い合わせや資料請求の機会を失うリスクが大きくなります。

こうした問題を解消するには、レスポンシブ対応はもちろん、モバイルファーストを前提としたデザイン・UI/UX設計が欠かせません。

スマートフォン最適化はもはや「選択肢」ではなく、ほぼすべての企業にとって必須のリニューアル理由といえるでしょう。

更新作業が滞っている・運用しづらい

現在のサイトが更新しづらい仕組みだと、社内でのコンテンツ追加や修正が進まず、情報が古いまま放置されてしまいます。

情報が更新されないサイトはユーザーからの信用を失いやすく、企業自体の信頼性にも悪影響を及ぼします。

このような課題がある場合は、リニューアルのタイミングで更新しやすいCMSの導入やシステム改善を検討すべきです。

運用担当者が専門知識なしでコンテンツを発信できるようになれば、情報発信のスピードが上がり、検索流入やユーザーの信頼回復にもつながります。

実際に、CMSを導入したことで「担当者が自ら更新できるようになり、最新情報を継続的に発信できるようになった結果、オーガニック流入が増加した」という成功事例もあります。

運用のしやすさは、リニューアルの成果を持続させるために欠かせない視点です。

会社の戦略・ブランド変更

企業の事業戦略やブランドコンセプトが変わったときは、Webサイトもそれに合わせて刷新する必要があります。

戦略やブランドが変化したにもかかわらずサイトが古いままでは、ユーザーに一貫性のない印象を与え、信頼を損なう可能性があるためです。

例えば、新サービスの開始やターゲット市場の変更に合わせて、サイトの構成や発信するメッセージを一新するケースがあります。

こうした大きな転換期には、Webサイトを通じても新しい方向性を明確に打ち出すことが欠かせません。

ブランド再構築のタイミングでリニューアルを行えば、企業イメージに統一感を持たせ、顧客やステークホルダーに対して「新しい姿勢」を強く印象づけることができます。

Webサイトは企業の第一印象を左右する存在だからこそ、戦略変更に合わせたリニューアルは有効な手段といえるでしょう。

成功事例の一例

ある老舗食品メーカーは、従来の「地域限定ブランド」から「全国展開ブランド」への転換を打ち出しました。

その際、ロゴやパッケージだけでなく、Webサイト全体を刷新。

トップページでは「新しいブランドストーリー」を打ち出し、ターゲット層に合わせた商品紹介やレシピコンテンツを充実させました。

その結果、リニューアル後の半年でサイト訪問者数が約1.5倍に増加し、新規顧客層からの問い合わせ件数も大幅に伸びています

このように、戦略やブランドの方向性を刷新する際には、Webサイトも「新しい顔」として再構築することが、成果につながります。

mediassort株式会社では、こうしたブランド転換や新サービス立ち上げに伴うリニューアルを、戦略設計からデザイン・開発・運用支援まで一気通貫でサポートしています。

経営戦略とWebサイトを結びつけることに強みを持ち、単なるデザイン刷新にとどまらず、成果につながるサイト構築を実現します。

ブランド刷新に伴うリニューアルをご検討の際は、ぜひご相談ください。

サイトがHTTPS(SSL化)されていない

SSL(URLが「https://」で始まる通信方式)への対応は、今やWebサイトにおける基本的な信頼の条件です

SSL未対応のサイトは、ユーザーやブラウザから「保護されていないサイト」と表示され、セキュリティ面の不安を与えてしまいます。

その結果、企業の信頼性やユーザー体験を大きく損なうリスクがあります。

もし自社サイトがいまだにSSL化されていない場合は、リニューアルのタイミングでサーバー設定を含めて必ず導入すべきです。

SSL化によって通信内容の暗号化が実現し、個人情報の保護はもちろん、検索エンジンからの評価向上にもつながります。

サイトリニューアルの手順・進め方

効果の出るサイトリニューアルを行うには、計画段階から公開後の運用まで一連のプロセスを踏む必要があります。

ここではサイトリニューアルの全体像を把握できる手順をステップごとに紹介します。

ステップ1.リニューアルの目的・目標を明確にする

サイトリニューアルの第一歩は、「なぜリニューアルするのか」という目的を明確にすることです。

目的は経営課題やマーケティング目標と直結した具体的なものでなければなりません。

例えば「問い合わせ件数を前年比○%増やす」「ECサイトのカート離脱率を改善する」といった数値目標が挙げられます。

そのためには、ターゲットとなるユーザー像を改めて定義し、「誰に」「何をしてもらうためのサイトか」をチーム全体で共有することが重要です。

また、目標達成度を測るための指標としてKGI(最終目標)やKPI(重要業績指標)も設定しましょう。

「月間お問い合わせ数○件」「サイト経由の売上○万円」といった具体的な数値を設定することで、リニューアルの成果を正しく検証できます。

目的が曖昧なままでは施策の方向性がぶれ、効果も得られません。

リニューアル後に達成したいゴールを言語化し、チーム全体で共通認識を持つことが成功の前提条件となります。

ステップ2.現状サイトの課題を分析する(現状把握)

リニューアルを成功させるには、まず現状サイトの課題を正しく把握することが欠かせません

感覚や思い込みではなく、データや客観的な意見をもとに現状を評価することが重要です。

アクセス解析を活用し、ページごとのPV・直帰率・コンバージョン率などを確認して、どこにボトルネックがあるかを数値で把握します。

例えば「離脱率の高いページ」や「流入経路ごとのCVの差」を分析することで、改善すべきポイントが見えてきます。

また、関係者や実際のユーザーにヒアリングやアンケートを行い、サイトに対する不満や要望を収集しましょう。

定量データに加え、現場の声を取り入れることで、より具体的な改善方針が立てやすくなります。

さらに、競合他社のサイト分析も有効です。

デザインや導線、コンテンツ内容などで優れている点を参考にしつつ、自社が勝っている部分も洗い出します。

このステップのポイントは、「リニューアルでしか解決できない課題」と「部分改善で対応可能な課題」を切り分けることです。

すべてをリニューアルで解決しようとすると、不要な工数やコストをかけてしまいがちです。

顧客ニーズと現行サイトのギャップを見極め、本当にリニューアルが必要な部分に絞り込むことで、無駄のない改善につながります。

ステップ3.リニューアルの方向性と要件定義をまとめる

現状分析で明らかになった課題を踏まえ、新しいサイトで何を実現するのかを具体的に決めます

ここではサイトのコンセプトや伝えるべきメッセージ、必要な機能やコンテンツを整理し、要件定義書にまとめましょう。

例えば、検討すべき事項は次の通りです。

検討する事項内容
サイト構築手法HTML/CSSで独自構築するのか、CMSを導入するのか。社内の更新担当者のスキルや運用体制を踏まえて選びます。特に中小企業では、更新効率を高めるためにCMS導入が有効です。
必要なページ・機能不足している要素を補います。例:導入事例ページの追加、問い合わせフォームの改善、ブログ機能やEC機能の導入など。
コンテンツ計画ユーザーの検討段階ごとに提供すべき情報を設計します。見込み客には課題解決につながるホワイトペーパー、比較検討層には事例紹介や製品資料ダウンロードといった具合です。
デザイン方針ブランドカラーやトーン、UI/UXの方向性を定義し、「ターゲットにどう思われたいか」「競合とどう差別化するか」を明確にします。

また、この要件定義フェーズでは社内合意の形成も重要です。

関係部署から要望をヒアリングし、抜け漏れなく整理したうえで文書化します。

外部に制作を依頼する場合は、RFP(提案依頼書)を用意しておくと効果的です。

RFPに課題や要件を書き出しておけば、発注先に正確なニーズを伝えられるだけでなく、社内で目的を論理的に整理でき、決裁も得やすくなります。

逆にRFPがないと要件の抜け漏れや認識のずれが生じ、最適な提案を受けられないリスクがあります。

ステップ4.予算とスケジュールを決める

サイトリニューアルの計画を進めるうえで、予算とスケジュールの明確化は欠かせない要素です。

規模によって費用も期間も大きく変動するため、この段階で社内の予算枠と希望する公開時期を確認しておきましょう。

一般的にリニューアル費用は数十万円〜数百万円と幅が広く、小規模でも決して小さな投資ではありません。

ただし、問い合わせ件数の増加や売上向上といった成果につながれば、有益な先行投資と捉えられます。

費用対効果を見極めるためには、リニューアル後の利益をKGIやKPIに基づいて試算し、適切な予算規模を算出することが望ましいでしょう。

スケジュールについても、工程ごとの目安をあらかじめイメージしておくことが重要です。

例えば「要件定義に○週間、デザインに○週間、開発に○ヶ月」といった形です。

小規模サイトであっても、公開までには3〜4ヶ月を要するのが一般的で、規模が大きい場合には半年以上かかるケースもあります。

社内行事や新商品発表など公開時期に制約がある場合は、そこから逆算して計画を立てましょう。

予算とスケジュールは、経営層の承認を得るための判断材料にもなります。

この段階で具体的な数字を示せるように準備しておくことで、社内合意をスムーズに進められます。

ステップ5.ドメイン・サーバーの移行計画を立てる

サイトリニューアルでは、ドメインとサーバーの方針を早めに決めておくことが重要です。

これらはSEOやユーザー体験に直結し、公開作業のスムーズさにも影響するからです。

ドメインについては、基本的に現在のものをそのまま使い続けるのが望ましいとされています。

同じドメインを維持すれば、検索エンジンで蓄積した評価(ドメインパワー)を引き継げるだけでなく、ユーザーのブックマークやリンクも切れず利便性が保たれます

例外として、社名変更に伴うドメイン変更や、現ドメインがSEO上のペナルティを受けている場合などは、新しいドメインに移行する必要があります。

その際には旧ドメインからのリダイレクト設定やDNS切り替えが必須となり、検索順位が一時的に下がるリスクもあるため注意が必要です。

サーバーについても検討を行います。

現行と同じサーバーで運用を続けるのか、新たにレンタルサーバーやクラウド環境を導入するのかを判断します。

トラフィック増加に備えてスペックを強化する、HTTPS対応のため設定を見直す、といった調整もこの段階で進めておくべきです。

ドメインやサーバーの計画は、後の実装や公開作業に大きな影響を及ぼします。リニューアルの初期段階でしっかり方針を固め、リスクを最小化できる体制を整えておきましょう。

ステップ6.制作パートナーの選定・発注(※外注する場合)

自社だけでリニューアルを完結させるのが難しい場合は、Web制作会社やコンサル会社に依頼することになります。

依頼のタイミングは、目的・要件・予算が社内で固まった段階、すなわちこれまでのステップ1〜5が完了した時点が理想です。

あらかじめRFP(提案依頼書)を用意しておけば、複数の候補会社に効率よく見積もりや提案を依頼できます。

発注先を選ぶ際は、各社の得意分野や実績をよく確認しましょう。

マーケティング支援に強い会社、デザインに定評のある会社、BtoBに特化している会社など特徴は様々です。

自社のリニューアル目的に合致する分野に強みを持つパートナーを選ぶことが、成果につながるポイントです。

判断基準は費用だけではありません。

どれだけ目的達成に貢献してくれるか、ノウハウやサポート体制は十分か、といった観点から総合的に比較検討する必要があります。

特に中小企業では「なるべく費用を抑えたい」と考えがちですが、専門人材が社内にいない領域はプロに任せた方が、結果的に効果的でコストパフォーマンスの高いサイトにつながるケースが多いです。

外注先との打ち合わせでは、自社の課題や要望を遠慮なく共有することが大切です。

そうすることで、制作会社からも目的に沿った具体的な提案を引き出しやすくなります。

発注は単なる委託ではなく、共に成果を目指すパートナーシップであるという意識を持って進めると良いでしょう。

なお、mediassort株式会社では、戦略設計からデザイン・開発・運用までを一気通貫で支援し、中小企業のリニューアルを成果につなげる体制を整えています

制作パートナー選びに迷われている場合は、ぜひご相談ください。

ステップ7.サイト構造の設計(サイトマップ作成)

要件が固まったら、次はサイト全体の構造を設計する段階です。

まずはサイトマップ(ページ構成図)を作成し、どの階層にどんなページを配置するのかをツリー状に整理します。

これにより「サイト全体のどこに何があるか」を俯瞰でき、ページの抜け漏れや過不足を確認できます。

既存サイトにページが多すぎる場合は統合・整理を行い、新サイトのページ一覧を確定させましょう。

加えて、主要ページのレイアウトを示すワイヤーフレーム(線画の画面設計図)を用意するのも効果的です。

ワイヤーフレームには、ロゴやナビゲーションメニュー、見出し・本文、CTAボタン、お問い合わせフォーム、新着情報などの要素を線画で配置します。

これにより関係者間でイメージを共有でき、「思っていたより見づらい」「必要な要素を忘れていた」といった手戻りを防げます。

サイトマップとワイヤーフレームを作成する際は、ターゲットユーザーが必要な情報に迷わず辿り着ける構成になっているかを必ず確認しましょう。

ユーザーの行動シナリオをシミュレーションし、導線に無理がないかをチェックすることが、後のユーザビリティ向上につながります。

ステップ8.デザインの作成(ビジュアルデザイン)

サイトマップやワイヤーフレームで構造が固まったら、次はビジュアルデザインの作成に進みます。

通常はトップページや主要ページのデザインカンプ(完成見本となるデザイン画像)を先に作成し、関係者の確認を経て全ページに展開していきます。

デザイン検討のポイントは、単に「見た目をおしゃれにすること」が目的化しないようにすることです。最新トレンドを追うだけでは十分ではなく、ターゲットユーザーにどんな印象を与えたいかを軸にデザインコンセプトを決める必要があります。

信頼感を重視するならシンプルで見やすいレイアウト、若い層をターゲットにするならポップで明るい色使い、といった具合に目的に沿った表現が求められます。

また、ユーザビリティや操作性に配慮したUI/UXデザインも不可欠です。

文字サイズや可読性、ボタンの押しやすさ、情報の探しやすさ、アクセシビリティへの対応などを意識しなければなりません。

見た目だけにこだわって使いにくいデザインでは本末転倒です。

後工程でデザインを大幅に修正すると納期遅延につながるため、初期段階からチーム内外の意見を取り入れて慎重に検討しましょう。

デザイン制作を外注している場合は、ワイヤーフレーム確定後にデザイナーがカンプを作成し、それを社内で確認して承認する流れが一般的です。

社内にデザインレビューの体制がない場合は、制作会社にUI/UX観点での提案を仰ぎつつ進めると安心です。

ステップ9.Webサイトの実装(コーディング・開発)

デザインが確定したら、HTML/CSS/JavaScriptなどによるコーディングやシステム開発に着手します

自社エンジニアが担当する場合も、外部の制作会社に委託する場合も、要件定義と設計に基づいてページを構築していきます。

開発と並行してテスト環境で動作確認を行うことが重要です。

ブラウザやデバイス間でレイアウトが崩れていないか、リンク切れやフォーム送信エラーがないかを丁寧にチェックしましょう。

特にスマートフォンやタブレット表示に問題がないか、社内の複数端末で確認しておくと安心です。

制作会社側でもテストは実施されますが、最終的な品質を保証するために、自社担当者も必ず一通り目を通すことをおすすめします。

このフェーズでは進捗管理とコミュニケーションも欠かせません

自社開発の場合はプロジェクトマネージャーを置き、遅延が発生した際のリソース調整を行います。

外注の場合も、定期的に制作会社から報告を受け、必要に応じてフィードバックを返す体制を整えましょう。

注意すべきは、開発途中での大きな仕様変更です。

要件定義で固めた内容から外れると、コスト増や納期遅延の原因になります。

新しい要望がどうしても出た場合は、公開後の改善項目として運用フェーズで対応するなど、優先順位を整理して進めることが大切です。

ステップ10.最終チェックとサイト公開

実装が完了したら、本番公開前の最終確認を徹底することが重要です。

ステージング環境(テスト用サイト)で、デザイン崩れ、誤字脱字、フォームの動作、画像の表示漏れなどを細部まで入念にチェックしましょう。

問題がなければ、いよいよ新サイトを公開します。

公開当日はDNS切り替えやキャッシュクリアといった作業が発生します。

アクセスの少ない時間帯を選ぶ、あるいはメンテナンス告知を事前に出すことでリスクを最小化できます。

それでも公開直後に予期せぬ不具合が発生する可能性があるため、すぐに修正対応できる体制を整えておくことが欠かせません。

【公開前の最終チェックリスト】

  • デザイン:レイアウト崩れがないか、画像・アイコンの表示に不具合がないか
  • コンテンツ:誤字脱字や表記揺れ、リンク切れの有無
  • フォーム:入力・送信が正常に動作するか、エラーメッセージが適切に表示されるか
  • SEO設定:タイトルタグ、メタディスクリプション、OGP設定、alt属性の確認
  • 計測タグ:Google Analyticsやタグマネージャーが正しく動作しているか
  • パフォーマンス:スマホやタブレットを含め、複数デバイスで表示速度や操作性を確認
  • セキュリティ:SSL化が有効になっているか、警告表示が出ていないか

ただし、サイト公開はゴールではなくスタートラインです。

Web施策は公開後の運用期間が長く、継続的な改善こそが成果を左右します。次章では、公開直後に行うべき確認や、リニューアル後の運用ポイントについて解説していきます。

サイトリニューアル後にやるべきこと

サイトをリニューアルしたら、公開直後に必ず実施しておきたい作業があります。また、長期的には効果測定を行いさらなるサイト改善に取り組むことが大切です。

ここではリニューアル後に行うべきことを紹介します。

旧ページから新ページへのリダイレクト(転送)の確認

サイトリニューアルでURLやページ構成が変わった場合は、旧URLから新URLへのリダイレクトが正しく設定されているかを必ず確認しましょう。

これが漏れていると、従来そのページを訪れていたユーザーが404エラーに遭遇して離脱する恐れがあります。

SEOの観点でも、リダイレクトが不十分だと旧ページの評価が新ページに引き継がれず、検索順位が下がってしまうリスクがあります。

301リダイレクト(恒久的転送)を設定することで、旧ページの評価を新ページに継承することが可能です。

設定漏れを防ぐには、旧→新のURL対応リストを作成し、1件ずつチェックすることが有効です。

特にドメインを変更した場合や、URL構造を大幅に変えた場合は、リダイレクト漏れがないか綿密にテストを行いましょう。

リニューアル直後はトラブルが起こりやすいタイミングです。

転送設定を確実に完了させることで、ユーザー体験を守り、検索順位の下落も防ぐことができます。

ページ表示速度の確認と改善

リニューアル後のサイトでは、ページ表示速度が遅くなっていないかを必ず確認しましょう。

画像やスクリプトが増えると表示速度が低下しやすく、ユーザー離脱の原因となるだけでなく、検索順位にも悪影響を及ぼします。

公開後にはGoogleのPageSpeed Insightsなどのツールを使い、主要ページの速度を計測してください。

もし遅延が見られた場合は、画像の圧縮、不要スクリプトの削除、キャッシュ設定の最適化など、改善策を早急に講じましょう

特にスマートフォンでの表示速度は、ユーザー体験とSEOの両面で重要な評価基準となっています。

リニューアルを機に動画や画像を多用した結果、サイトが重くなるケースは少なくありません。

その場合でも、適切な最適化を行えばスピードを維持できます。

見た目のリッチさと快適な表示速度のバランスを取ることが、リニューアル後の成果につながります。

サイトリニューアルの告知・PR

サイトをリニューアルしたら、必ず関係者やユーザーに積極的に告知することが重要です。

リニューアルは企業イメージを刷新し、ブランド認知を高める絶好の機会でもあります。

具体的な告知方法としては次のようなものがあります。

告知方法特徴
メールマガジン顧客や見込み客に「サイトをリニューアルしました」と案内し、新サイトで訴求したい製品やサービスを改めて紹介する機会にする。
SNS公式アカウント(X/Twitter、Facebook、LinkedInなど)でリニューアルのお知らせを投稿。制作の裏話や新しい見どころを添えると、ユーザーとの距離を縮めやすい。
プレスリリースリニューアルの目的やポイントを整理したニュースリリースを配信。業界メディアに掲載されれば、自社の取り組みを広く発信できる。特に大規模な刷新時に有効。

こうした施策を通じて、既存ユーザーには新サイトの利用を促し、新規ユーザーにはブランドイメージ向上の効果が期待できます。

リニューアルを単なる内部作業で終わらせず、マーケティング施策の一環として最大限に活用しましょう。

効果測定とサイト改善の継続

サイトリニューアルは公開して終わりではありません

公開後に効果を測定し、改善を繰り返すことこそが成果を最大化する鍵です。

まず、リニューアル前に設定したKPI(問い合わせ件数、CVR、アクセス数など)に対して実際の数値がどう推移しているかを定期的にモニタリングします。

Googleアナリティクスやサーチコンソールといった分析ツールを活用し、客観的なデータで効果を検証しましょう。

もし指標が悪化している部分があれば原因を探り、改善策を講じる必要があります。

例えば「重要ページのアクセスが減った」場合には、旧サイトで提供していた情報を削りすぎていないか、内部リンクが失われていないかを確認し、必要に応じてコンテンツを追加するなどの対応が有効です。

また、コンテンツ更新を継続する体制を整えることも欠かせません

リニューアル後に満足して更新が止まってしまうのは典型的な失敗パターンです。

新しい情報を発信しなければユーザーに飽きられ、検索エンジンからの評価も伸びません。

ニュースやブログを定期的に更新できるよう、担当者の役割分担や社内フローをあらかじめ決めておきましょう。

CMSを導入している場合は、社内でスピーディーにコンテンツを発信できる体制を築くことで、PDCAサイクルを素早く回すことができます。

実際に、CMS化によって「追加費用なしで継続的に記事を発信し、新たなキーワードでオーガニック流入を増加させた」という成功例もあります。

このように、サイトは「作って終わり」ではなく、改善を重ねて育てていく資産です。定期的な効果測定と改善の習慣を組み込み、長期的に成果を高めていきましょう。

サイトリニューアル時に注意すべきポイント

最後に、サイトリニューアルを成功させるための注意点・よくある失敗例をまとめます。以下のポイントに気を付ければ、リニューアル効果を最大限に高められるでしょう。

目的を曖昧なまま進めない

サイトリニューアルを成功させるためには、目的を明確にしたうえで進めることが不可欠です。

目的がぼんやりしたままでは、施策が場当たり的になり、肝心のビジネス成果につながりません。

常に「この施策は何のためか?」をチームで共有し、目的と施策の関連性を確認しながら進めることで、方針のぶれを防ぐことができます。

リニューアルは手段であってゴールではない、という意識を持ち続けることが重要です。

リニューアル前に移行データを整理する

サイトリニューアルをスムーズに進めるには、現行サイトのコンテンツやデータを事前に精査し、どれを新サイトへ引き継ぐかを整理することが欠かせません

古い画像ファイルで解像度が低いものや、内容が古くなって活用できない記事などは、新サイトには適しません。

リニューアルに入る前から、差し替えや更新が必要な素材をリストアップし、準備を進めておきましょう。

特にコンテンツ量が多い場合、移行作業を後回しにすると「デザインや実装が進んでいるのに、必要なデータの選別が追いつかない」といった混乱を招きかねません

早い段階でデータ移行の計画を立て、優先順位をつけて整理することが、リニューアルを円滑に進めるポイントです。

プロジェクトの責任者を明確にする

サイトリニューアルを円滑に進めるには、社内で担当メンバーと責任者を明確に決めておくことが重要です

責任者が不在のまま進めると、確認漏れや伝達ミスが起こりやすく、スケジュールの遅延にもつながります。

制作会社とのやり取りや社内調整の窓口を一本化することで、情報伝達がスムーズになり、意思決定も迅速になります。

また、担当者がリニューアル業務に専念できるよう、通常業務をフォローできる体制を用意しておくことも理想的です。

デザインだけにこだわり過ぎない

サイトリニューアルでは見た目の刷新も大切ですが、デザインだけに偏ると成果は出ません

デザイン先行で凝りすぎると、ユーザー体験が損なわれたり、コンテンツの充実がおろそかになる恐れがあります。

実際、一時的に話題になってアクセス数が増えても、デザインを変えただけでは新規顧客の獲得やコンバージョン改善にはつながらない、という指摘もあります。

大切なのは、サイト構造やコンテンツをユーザーのために最適化したうえで、それを支えるデザインを施すことです。

常に「ユーザーが使いやすいか」「欲しい情報に迷わず辿り着けるか」を優先し、見た目の華やかさは二の次に考えましょう。

デザインは目的達成の手段であり、主役はあくまでコンテンツとユーザー体験であることを忘れてはいけません。

SEOへの影響に配慮する

サイトリニューアル時には、SEOへの影響を必ず考慮することが重要です。

リニューアルによってSEO評価を落としてしまうと、せっかくの刷新が逆効果になりかねません。

特に注意すべきはテキスト量です。

デザインを重視するあまり、文章を極端に削減したり画像に置き換えたりすると、検索エンジンが評価していたコンテンツが失われ、順位下落を招く可能性があります。

アクセスを集めていた既存ページのテキストは、できるだけ新サイトに反映させるようにしましょう。

また、内部リンク構造の見直しも欠かせません

関連ページ同士のリンクが途切れると、検索エンジンが専門性を評価しづらくなります。

リニューアル後もトピッククラスターを意識して内部リンクを再構築し、SEO効果を維持・向上させることが大切です。

さらに、技術的なSEO対応も忘れてはいけません

検索エンジンへのサイトマップ再提出や、Google検索コンソールでのURL変更ツールの活用などを行い、インデックス更新を円滑に進めましょう。

オリジナリティを失わない

サイトリニューアルで忘れてはならないのが、自社の独自性を保つことです。

競合サイトを参考にするのは有効ですが、その要素を取り入れすぎると「どこかで見たようなサイト」になってしまい、差別化できなくなります。

ユーザーは数多くのサイトを比較しており、独自性を打ち出せない企業はすぐに埋もれてしまうのです。

また、オリジナリティが薄れると、自社のブランド価値や理念が伝わりにくくなり、せっかくのリニューアルが単なる外観の変更で終わってしまいます

検索エンジンの評価においても、独自性のあるコンテンツや専門性の高い情報こそが評価対象となるため、競合と似通った内容ばかりではSEO効果も伸び悩みます。

逆に、自社ならではの強みや価値観をデザインやコンテンツに反映できれば、ユーザーに「ここにしかない情報がある」「この会社だから信頼できる」と感じてもらえます。

それは一時的なアクセス増加にとどまらず、長期的なファンやリピーターの獲得にも直結します。

リニューアルは単なる見た目の刷新ではなく、自社の個性を再定義し、それをどう表現するかを見直す機会です。

参考と模倣の線引きを意識し、自社らしさを最大限に活かしたサイトを構築することが、リニューアルを成功に導く条件といえるでしょう。

サイトリニューアルにかかる期間と費用の目安

ここで、一般的なサイトリニューアルの期間と費用の目安について把握しておきましょう。自社の計画立案や予算取りの参考になります。

リニューアル完了までの期間

サイトリニューアルには、最低でも3〜4ヶ月程度の期間を見込むのが無難です。

サイトの規模や内容量によって大きく変わりますが、短期間で完了するケースは少なく、余裕を持った計画が必要です。

小〜中規模サイトの場合、各工程ごとの目安期間は以下の通りです。

  • 目的・目標設定:1〜2週間
  • 現状・競合分析:1〜2週間
  • サイトマップ設計:2〜4週間
  • デザイン・コンテンツ制作・コーディング:4〜8週間以上

これらを積み重ねると、3〜4ヶ月はあっという間に過ぎます。

さらに、サイト規模が大きいほど期間は延び、半年以上かかる場合も少なくありません

数百ページに及ぶ大規模サイトや多言語対応サイトでは、1年がかりのプロジェクトになることもあります。

また、スケジュールが延びる原因は制作工程だけではありません。

社内の稟議や承認プロセス、コンテンツ準備に想定以上の時間を要するケースも多いため、計画時点から余裕を持ったスケジュールを組むことを強くおすすめします。

リニューアルにかかる費用

サイトリニューアルの費用は、依頼先やサイト規模・要件によって数十万円から数百万円以上と大きく変動します。

費用は「ページ数」と「デザイン・機能の複雑さ」に比例するのが一般的です。

ある制作会社の規模別費用目安は次の通りです。

  • 約50万円〜:ページ数がごく少ない簡易的なコーポレートサイト
  • 約100〜150万円:10ページ程度で、お問い合わせフォームなど基本機能を備えたサイト
  • 約150〜300万円:オリジナルデザインを取り入れた中規模サイト(数十ページ規模)
  • 300万円以上:集客やブランディングを重視した大規模サイト(高度な機能や多数のコンテンツを含む)

このように、規模に応じて「数十万円〜数百万円単位」の費用が必要になると考えておくとよいでしょう。

依頼先のタイプによっても価格は異なり、大手制作会社ほど高額になりやすい一方、個人フリーランスなら割安に請け負うケースもあります。

ただし、制作会社にはチームによる手厚いサポートやセキュリティ面での安心感があり、費用の高さに見合ったメリットもあります。

大切なのは、単純に見積額の安さだけで判断しないことです。

リニューアルを通じて自社の目的達成にどれだけ近づけるか、つまり得られるリターンとコストのバランスを見極めることが重要です。

多少高額であっても成果につながるのであれば、有益な投資となります。

ドメインはそのまま使える?リニューアル時のドメイン変更について

「ホームページをリニューアルするとドメイン(URL)は変えないといけないの?」という質問はよくありますが、結論から言えば特別な理由がない限り、ドメインはそのまま使う方がメリットが大きいです。

長年利用してきたドメインには検索エンジン上での信頼度(ドメインパワー)が蓄積されています。

既存のドメインを継続利用すれば、この評価をそのまま引き継げるだけでなく、顧客がブックマークしていたURLや外部サイトからの被リンクも維持できるため、アクセス損失を避けられます。

反対に、新しいドメインに変更するとSEO評価はゼロからのスタートとなり、これまで上位表示されていたキーワードの順位が下落するリスクがあります。

ただし、社名変更やブランド再編によって新ドメインを使用せざるを得ない場合もあります。

その際には次の対策が欠かせません

対策法内容
301リダイレクトの徹底旧ドメインの全ページから新ドメインの対応ページへ恒久的なリダイレクトを設定し、検索エンジン評価をできるだけ引き継ぐ。設定漏れを防ぐために必ずテストを実施する。
Googleへの通知Googleサーチコンソールの「アドレス変更」ツールを利用し、検索エンジンにドメイン変更を正式に伝える。
技術的な切替計画新ドメイン取得やSSL証明書の設定、DNSの切替作業を計画的に実施する。メールアドレス変更など社内外への影響も考慮し、アクセスが少ない時間帯に行う。

とはいえ、特別な事情がなければドメインは変えないのが基本です。

SEO専門家も「なるべく既存ドメインを維持し、URL構造も極力変えない」ことを推奨しています。

リニューアル=ドメイン変更ではありませんので、安心して既存ドメインを引き継ぎましょう。

サイトリニューアルで中小企業の課題を解決しよう

サイトリニューアルは、現状の課題を解消し、ビジネス成果を高めるための大きなチャンスです。

闇雲に取り組むのではなく、経営目線で目的と方向性を明確にし、計画 → 制作 → 公開 → 運用改善というプロセスを丁寧に踏めば、成果につながるサイトへと生まれ変わります。

特に中小企業の場合、限られたリソースの中でWebから最大限の成果を上げるには、戦略立案から運用改善までを一貫して見据えたリニューアルが欠かせません。

しかし、社内にノウハウや人材が不足しているケースも多く、外部の専門パートナーに相談することが効果的です。

弊社、mediassort株式会社では、中小企業向けにサイト戦略の策定からデザイン・開発・運用支援までを一気通貫でご提供しています

現状の課題整理から伴走し、経営とWebを“つなぐ”コンサルティング・制作を得意としており、リニューアル後の運用改善まで見据えたサポート体制を整えています。

もし「限られた予算で成果を出したい」「リニューアル後も継続して改善していきたい」とお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。

貴社のサイトリニューアルが成功し、ビジネスのさらなる飛躍につながることを心より願っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。