写真の色数を減らす方法|ポスタライズ・減色加工ができる無料ツール

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写真の色数を減らすポスタライズ加工とは?

ポスタライズとは、写真や動画に含まれる色の階調を減らし、色の境界をはっきりと見せる加工です。

通常の写真には、明るい色から暗い色まで滑らかなグラデーションが含まれています。ポスタライズ加工を加えると、このグラデーションが複数の色面に分かれ、ポスターやシルクスクリーン印刷のような表現になります。

人物写真をイラスト風に見せたい場合や、レトロな印刷物、ポップアート、CDジャケット、イベント告知などを作成する場合に活用できます。

メディアソート株式会社が提供する「ポスタライズ/減色」を使えば、画像編集ソフトをインストールせず、ブラウザ上で画像や動画の色数を減らせます。

画像の「減色」とは

減色とは、画像で使用される色や階調を少なくする処理です。

一般的な写真では、非常に多くの色を使って肌、空、影、光などを滑らかに表現しています。減色すると、近い色が一つの色へまとめられ、画像がシンプルな色面で構成されます。

減色の強さによって、次のように仕上がりが変わります。

  • 階調数が多い:元写真に近く、自然な仕上がり
  • 階調数が少ない:色の境界が目立つポスター風の仕上がり

単にファイルサイズを小さくするための減色ではなく、デザイン表現として色数を制限するのがポスタライズ加工です。

ポスタライズとデュオトーンの違い

色を限定する加工には、デュオトーンもあります。

デュオトーンは、画像の暗い部分と明るい部分を指定した2色へ置き換える加工です。

ポスタライズは、元画像の色を利用しながら、各色の階調数を減らします。そのため、2色だけに限定せず、元写真の複数の色を残した加工ができます。

  • ポスタライズ:元画像の色を残しながら階調を減らす
  • デュオトーン:画像の明暗を指定した2色で表現する

写真の色を活かしたポスター風デザインにはポスタライズ、配色を2色に統一したい場合にはデュオトーンが適しています。

ブラウザで画像の色数を減らす方法

1.ポスタライズ加工ツールを開く

以下のページへアクセスします。

ポスタライズ/減色ツールを開く

アプリのインストールやアカウント登録は必要ありません。パソコンのブラウザから利用できます。

2.加工する画像または動画を読み込む

画面上のアップロードエリアをクリックするか、加工したいファイルをドラッグ&ドロップします。

対応しているファイル形式は以下のとおりです。

  • JPEG
  • PNG
  • WebP
  • MP4
  • WebM

読み込んだ画像や動画は外部サーバーへ送信されず、利用している端末のブラウザ内で処理されます。

3.階調数を調整する

階調数では、明るい色から暗い色までを何段階に分けるか調整します。

階調数を多くすると色の変化が滑らかになり、元写真に近い仕上がりになります。少なくすると色の境界がはっきりし、イラストや版画のような表現になります。

  • 自然な減色にしたい:階調数を多めにする
  • ポスター風にしたい:階調数を少なめにする
  • 大胆なポップアートにしたい:階調数を大きく減らす

人物写真では、階調数を減らしすぎると目や口、肌の陰影が分かりにくくなる場合があります。プレビューを見ながら調整しましょう。

4.彩度を調整する

彩度では、画像に含まれる色の鮮やかさを変更できます。

彩度を高くすると赤、青、黄色などが鮮やかになり、ポップアートや広告のような強い印象になります。

彩度を低くすると色が落ち着き、古い印刷物やレトロなポスターのような雰囲気になります。

  • カラフルなポスター風:彩度を高くする
  • 落ち着いた印刷物風:彩度を低くする
  • 元写真の色を残したい:標準付近で調整する

5.ディザ処理を設定する

ディザとは、限られた色を細かなパターンで並べることで、実際には存在しない中間色を表現する処理です。

ディザを有効にすると、色と色の境界に細かな粒状のパターンが加わります。階調数が少ない場合でも、色の変化が自然に見えやすくなります。

一方、ディザを使用しない場合は、色面の境界がはっきりしたポスターらしい仕上がりになります。

  • 色の変化をなじませたい:ディザを有効にする
  • 色面をはっきり分けたい:ディザを無効にする
  • レトロゲーム風にしたい:ディザを有効にする
  • シルクスクリーン風にしたい:ディザを無効にする

6.加工した画像・動画を書き出す

プレビューで仕上がりを確認したら、加工したファイルを書き出します。

無料版では、透かし入り・1080px上限で書き出しできます。25ドルの買い切りプランを利用すると、透かしなし・フル解像度で書き出せます。

ディザ処理とは?

例えば、白と黒しか使用できない状態でグレーを表現したい場合、白と黒の細かな点を交互に並べると、離れた場所からはグレーのように見えます。

このように、使用できる色が少ない場合に、複数の色を細かく配置して中間色のように見せるのがディザ処理です。

初期のコンピューターやゲーム機など、表示できる色数が限られていた環境でも使われてきました。

現在では、単に色を補うだけでなく、レトロゲームやデジタルアートの質感を作る表現としても利用されています。

目的別のおすすめ設定

ポップアート風にしたい場合

  • 階調数:少なめ
  • 彩度:高め
  • ディザ:オフ

鮮やかな色を大きな色面で見せることで、ポップアートや広告のような強いビジュアルになります。

シルクスクリーン印刷風にしたい場合

  • 階調数:少なめ
  • 彩度:中程度から高め
  • ディザ:オフ

色の境界を明確にすると、限られたインクで刷ったシルクスクリーン印刷のような表現を作れます。

レトロゲーム風にしたい場合

  • 階調数:少なめ
  • 彩度:好みに合わせて調整
  • ディザ:オン

少ない色と粒状のパターンを組み合わせることで、古いゲーム機やパソコン画面のような質感になります。

自然な減色加工にしたい場合

  • 階調数:多め
  • 彩度:標準付近
  • ディザ:オン

元画像の印象を残しながら色を整理し、少しだけイラスト風に見せたい場合に向いています。

ポスタライズに向いている画像

明暗がはっきりした人物写真

光と影が分かりやすい人物写真は、階調を減らした際にも顔の立体感を残しやすくなります。

背景がシンプルで、人物が大きく写っている写真がおすすめです。

鮮やかな色を含む写真

赤、青、黄色など、強い色が含まれる画像は、彩度を高めたポスタライズ加工との相性がよい素材です。

建物や乗り物の写真

建物や乗り物は輪郭がはっきりしているため、色数を減らしても形を認識しやすく、ポスターや版画のような仕上がりになります。

ポスタライズ加工の活用例

色数を減らした画像や動画は、以下のような用途で活用できます。

  • ポスターやチラシのデザイン
  • シルクスクリーン風の画像制作
  • YouTubeのサムネイル
  • InstagramやXへの投稿
  • CDジャケットや楽曲紹介画像
  • ミュージックビデオの演出
  • イベントやライブの告知
  • Webサイトのメインビジュアル
  • レトロゲーム風の素材制作

ポスタライズ加工をきれいに仕上げるポイント

最初から階調数を減らしすぎない

階調数を極端に少なくすると、顔や商品の細かな部分が失われることがあります。

最初は階調数を多めに設定し、プレビューを確認しながら少しずつ減らすと調整しやすくなります。

彩度を上げすぎない

彩度を高くすると印象的な画像になりますが、肌の色や商品の色が不自然になる場合があります。

元画像の色を正確に伝える必要がある場合は、彩度を抑えて使用しましょう。

文字は加工後に配置する

文字が入った画像をポスタライズすると、文字の縁や色も減色され、読みにくくなる場合があります。

写真や背景だけを先に加工し、その後にタイトルや説明文を配置する方法がおすすめです。

まとめ

ポスタライズは、写真や動画の階調数を減らし、色の境界がはっきりしたポスターや版画のような表現を作る加工です。

Mediassort Studioの「ポスタライズ/減色」では、階調数、彩度、ディザ処理をブラウザ上で調整できます。

ソフトのインストールやアカウント登録は必要ありません。写真の色数を減らし、ポスターやシルクスクリーン印刷風に加工したい方は、ぜひお試しください。

画像・動画をポスタライズ加工する