2019.2.13

木野本アキラ、政治を切る 〜米朝首脳会談。両首脳の策略を理解する上での、重要な視点〜

    (この記事は、昨年6月に行われた米朝首脳会談時に寄稿した文章である。私が現在米朝に対してどのような疑念を抱いているか、この記事を遡って掲載することで、その雰囲気を掴んでいただければと思う)

    既知の通り、6月12日に米朝首脳会談がシンガポールで行われた。

     

    結論から言うと、私は現地入りしなかった。理由はいくつかあるのだが、最大の理由はシンガポール政府にある。

    知らない人もいると思うが、シンガポールはマレーシアから独立した社会主義国である。警察や司法は全て国家の権力の元にあるのだ。

    シンガポールに行った経験はないが、世界に蔓延る権力とことごとく対峙してきた私は、シンガポール政府の監視下にある可能性がある。勿論、私がそれを判断したわけではなく、確かな情報筋から聞いた話だ。

    勿論、権力と対峙するのがジャーナリストの務めではあるが、自身の身に危険が及ぶ場合は冷静に考えなければならない。私が対峙すべき権力はまだまだ沢山あるからだ。

    上記の理由から私はシンガポールに赴くことはなかったが、いまはネット社会。家にいればある程度の情報は届く。現地の空気感は大事だ。しかし残念ながら、今回は上記の理由から自宅で手に入れた情報のみを頼りにし、米朝首脳会談について私の所感を記そうと思う。

     

    アメリカ

    まずはじめに言っておくが、私はトランプ氏を支持もしていないし、不支持の立場を取るつもりもない。なぜなら彼の政策を判断するための資料がまだ足りてないからだ。どうやら日本のメディアは彼をエンターテイメントの一種としてしか報道していないようだが、それでは本質を見誤る。

    私は彼を過大評価していないが、恐れを抱いている。それはなぜか。彼は今回の首脳会談を前に、金正恩氏の思惑を探るにあたり「会えば1分でわかる」と言ったそうだ。ここから察するに、彼はなんらかの能力者である可能性が非常に高い。

    具体的には資料が不足していて断定はできないので、ここからは憶測になる。もう一つ大きな情報がある。確かな情報筋によると、彼は大統領より大いなる存在という可能性があるのだ。

    以下、確かな情報筋からの抜粋である。

     

    ”以来トランプは、ニューヨークやアトランティック・シティのホテルやカジノ、ゴルフコースその他諸々の不動産を建設して行くことで1980年代には、ロナルド・レーガン政権下における景況感の回復を背景に大成功を収め、「アメリカの不動産王」と呼ばれることになる。なおこの頃、「赤狩り旋風」で悪名をはせた弁護士のロイ・コーンを顧問弁護士としている。(wikipediaより参照)”

     

    彼はkingの称号があったのだ。勿論、王制では無いはずのアメリカ合衆国で。

    そもそもアメリカ合衆国はイギリス連邦の一国家であるから、「king」の位を持つものは女王であるエリザベス2世に限られる。それなのに自他共に「王」を認めているということが恐ろしいのだ。

    何故それが可能なのか。理由は明白である。彼が能力者だからだ。こうなると私の仮説はより信ぴょう性を帯びてくる。

     

    もう一つ、彼が能力者であることを示す重大な手掛かりが存在する。

    それは去年の11月6日に行われた、かの有名な安倍総理とのゴルフ外交である。この時、安倍総理がバンカーで転んだことが面白おかしく取り上げられていたが、ここでもメディアは物事の本質を見誤っていた。

    このゴルフ外交を前に、あるテレビのコメンテーターはこのように言っていた。「安倍総理はトランプ氏に足元を見られないようにしないといけない。足をすくわれることの無いようにしなければいけない」と。

    トランプ氏は負けず嫌いである。この言葉を耳にしたとすれば、必ずそれに反応してしまうはずだと、当初から私は睨んでいた。

     

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    後半赤丸で囲われているのがトランプ大統領だ。先日のテレビコメンテーターが言っていたように、文字通りトランプ大統領は安倍総理の足を掬ったのだ。こんな離れた場所から総理の足を掬ったと言うのならば、明らかに能力を使っていると断言せざるを得ない。

    ここから察するに、彼は「時間を止める能力」を持つ能力者である可能性が高い。これで全て説明が付くのである。以下に根拠を示そう。

    ①金正恩と直接顔を合わせた瞬間に時間を止めてしまえば、「1分も要らずに」彼の情報を得ることができる。「1秒」ではなく「1分」といったのは、おそらく自身が能力者であることを認知させたくないからであろう。

    ②安倍総理がバンカーで転ぶ直前、トランプ氏は時間を止めて総理の足を軽く掬った。

    ③時間を止める能力は私が日頃から見ているビデオで幾度となく使用されていることから、明らかに実在する。

    彼の能力は先天的なものなのか、後天的なものなのかはまだわからない。しかし、今後も彼の行動にはに注目せざるを得ない。

     

    北朝鮮の対応

    「能力者」というくくりで判断するならば、金一族も明らかな能力者である。以下、金正恩氏に関する確かな情報筋からの発信の抜粋である。

    ・生まれて5分で喋る

    ・語学に長け、イルカと会話することも可能

    ・痛風持ち

    ・ヘビースモーカー

     

    このように、到底一般人では成し得ない数々の功績が彼らにはある。能力者と見てまず間違いは無いだろう。 ゴルフで12ホール全てホールインワンだったという肉体系能力者である父の金正日氏に対し、正恩氏は頭脳、ことさら語学系の力を持っているように見受けられる。

    つまり今回の米朝首脳会談は、事実上能力者同士の対峙である。

    能力者同士が戦うとなると、多くの犠牲が伴ってしまうことはONE PIECEなどで既に証明されているであろう。故に北朝鮮も慎重な対応を取らざるを得ないわけだ。そして今回はまさに金正恩氏ははそのような態度をとった。

    それを徹底的に裏付ける証拠が、こちらの一場面である。

     

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    見てわかるように、金正恩氏は明らかにトランプ氏の能力発動を警戒している。単に金正恩氏がキョドっているかのように見えるこの場面だが、それはあくまでも表面上の話。実際はトランプ氏に背中を取られたことに警戒し、能力発動のタイミングを見計らっているのであろう。

    自ら先に能力を発動せず、相手側の対応を見て判断する。間違いなく慎重な対応をとったと思える。

    米朝首脳会談は確かに史上初ということであり、世界規模での1つの転換点となったことは確かだが、はっきり言って最初の対峙は「見合い」で終わったというのが私の分析である。双方の収穫としては、握手をしたことでお互いの握力を確認したことくらいか。

    今後国際情勢がどの様に変化して行くのかは見当もつかないが、大事なのは日本の立ち位置であることは疑う余地もないだろう。

    北朝鮮の脅威は日本にも降りかかっているが、だからこそ冷静な分析と判断が必要になってくる。私の様な常に客観的且つ多角的に見れるジャーナリストが日本でももっと増え、発信する場所が確立されれば良いのだが。そこだけが私の唯一の杞憂である。

    木野本アキラ
    木野本アキラ

    政治ジャーナリスト。
    とことん現場を貫き、あらゆる視点から政治を読み解くことを心がけている。
    イラストはMC・司会業の石渡氏から。