写真撮影は機材が良ければ誰でもできるんじゃないか説【退屈先生vsプロのカメラマン】

2025/06/17

最近のカメラはすごい。

画素数、画質の問題だけでなく、ホワイトバランス、シャッタースピード、感度、あらゆる調整が可能。仕事でMV撮影で動画を撮る度に、現代のカメラ性能には舌を巻いてばかりです。

 

そうなってくると、ある説が湧いてきます。

そうです。「もう、撮影技術がなくても機材の力でゴリ押しできるんじゃないか説」です。

 

この説を実証するため、Mediassortはめちゃくちゃ豪華なメンバーを小林家に招待し、ゲストの方助力の元、立証企画を行いました!

それが、「プロのカメラマンの機材を使っての、プロvs初心者の料理撮影対決」です。

 

企画当日

こちらが忙しい中時間を割いて集まっていただいたメンバーです。


もうね、スマブラに集中しちゃってそれどころじゃない。

 

そして今回の対決のメインアクターはこちら!

 

カメラマン: ちくわさん vs カメラ初心者: 退屈先生

審判: 清野ゆかりさん、ちくわさんの彼女のもりちゃんさん、Mediassort(小林、淺野、関戸)

 

カメラ初心者

退屈健

言わずと知れたTwitter漫画家の退屈先生(@sentakubasami1)。絵は描けるが撮影はカスレベルと豪語する、写真ごころのないインフルエンサー。ブログやSNSで真上から撮影した料理写真を載せ、「地図みたい」と言われることが多数。今回は果敢にも戦っていただきました!

 

プロカメラマン

ちくわさん


プロのカメラマン。Mediassortもお世話になっている。静物、人物なんでもいける。理系。今回のイベントは、スマブラ仲間の小林の力もあり、即ご快諾いただいた。

来月、またなにかお仕事を依頼しているようで、マジでお世話になります!

 

審判団

清野由佳理さん

即興芝居家。言わずと知れたアニメ「Peeping Life」のバカップルゆきぴょん役でも有名な、清野由佳理さん(@yukai1103)。料理撮影のバトルイベントなのにどこで情報がねじれたのか、スマブラ大会と勘違いして参戦。

 

もりちゃんさん

ちくわさんの彼女。スマブラが強い。文系。

 

Mediassort 淺野、小林、

わんぱく元気な3人組。

 

対決ルール

ルールは簡単!

料理のできる男、Mediassort小林が作った料理を、退屈先生とちくわさんがそれぞれちくわさんの機材を使って撮影する!あとで審判団で見比べて、評価する。

そして出来上がった料理はみんなで美味しくいただく。

なお、今回ちくわさんが持って来た機材は「canon eos kiss x9」。

6桁円のカメラということもあり、すげー重量感・・・!きっとこれなら退屈先生でもいい戦いをしてくれる!!

 

そして、料理が出来上がったところで撮影スタート!・・・したのですが、この時めっちゃスマブラしたり買い出し行ったりしていたため、状況の撮影を完全に失念してました・・・。やらかした・・・。

と、いうことで、そのまま審査に入ります!

 

審査

ちくわさんの撮影写真がこちら

淺野: うわぁ〜おしゃれですね。

咳戸:  カフェみたいだ。

ちくわ: まず、「メイン」を決めるのが重要です。決めたらメインにピントを合わせて、他をぼかすとおしゃれに仕上がります。今回はマッシュポテトのベーコンタルトをメインに組み立てました

退屈: なるほど・・・。

ちくわ: メインが決まったら構図ですね。どこにどれを配置するかというのも、重要です

咳戸: これ、Mediassortで普通に素材として使っていいですか?

ちくわ: どうぞどうぞ(笑)。

もり: 光源の当て方でも、全然変わって来ます。例えば、近くからだと白飛びするし、角度が変だと影ができて来ます。影をできるだけ作らないのもポイントだと思います

淺野: はえ〜、、、なるほど・・・。

 

さすがはカメラマン。文句なしの写真に、みんな納得の様子です。しかし、これは当たり前の話です。問題は、「カメラカス」の退屈先生が、このカメラを使って良い写真がとれるのかどうかなのです!

そしていよいよ、時は満ち、退屈先生の写真の品評会に入ります。

 

退屈先生の写真がこちら

咳戸: これはなんですか?

退屈: これは撮った記憶がないですね。

ちくわ: 渡した時にシャッターおしちゃったんですかね。

淺野: このダサい靴下履いてる人誰ですか?

咳戸: 僕です。

 

淺野: これはまぁ、いいんじゃないですか? でも、なんかいらないものも写ってる。

もり: サンドイッチの位置、気になる・・・。

咳戸: ホントだ、のけものですね。

退屈: 誰かのズボンが写ってますね

咳戸: それも僕です・・・。

 

咳戸: 出ましたね、退屈先生の必殺技「地図撮り」。

淺野: 色が揃っちゃってますね・・・。

ちくわ: たしかに、これだとどれがメインかわかりませんね。

咳戸: つーかなんですかこの並び・・・。ブドウみたいですね

清野: ブドウ・・・ホントだ(笑)。

ちくわ: 下の料理、スマホケースみたいになってません

清野: ホントだ・・・スマホにしか見えなくなって来た(爆笑)。

咳戸: 俺は蒲焼きに見える・・・。

 

咳戸: 右の白いの、穴かなにかですか?

淺野: ワープホールか何かかな

退屈: あかりです。部屋の照明を落として、ライトのあかりのみで雰囲気をだしてみました。

ちくわ: キャンプとかの写真で、こうやってあかりを落として撮ることはありますね。でもこれだと・・・。

もり: 電気止められたみたいな

咳戸: (笑)。電気とまった人(笑)。

淺野: そんなギリギリの環境でこんな豪華な料理してんじゃねえよ(笑)

 

淺野: なぜこのアングルを・・・。

咳戸: 逆さになったブロッコリー・・・。料理には申し訳ないんですが、、、ナウシカの腐海を思い出しますね

もり: これ、オートフォーカスが面白い位置になってる・・・。

ちくわ: ・・・ホントだ。左端のブロッコリー?

もり: わたしは真ん中のブロッコリーの枝の部分のように見える。面白い・・・。

退屈: なるほど、興味深いですね。

咳戸: 違う流れになったぞ・・・。

 

退屈: これ多分勝負になってないですね。

咳戸: やっぱり、機材があっても撮影には技術と経験が必要のようですね・・・。

 

いい感じに終わりました。

審査終了後は、みんなでお酒を飲みながらホームパーティ。

ご協力いただき、本当にありがとうございました!

 

結構ボロカス言ってしまいましたが、退屈先生の撮影もそこまで悪くなかったのではないか?と個人的には思っています!

ただし、やっぱり素人とカメラマンでは、撮影中に考えていることが違うということがわかりました。

 

次回は僕のダサい私服をどうかっこよく撮影できるか、退屈先生とちくわさんで勝負してほしいです!