【2020年版最新!】俺的東京つけ麺ランキングTOP10

2025/06/17

年の瀬が迫ってまいりました。今年5月から始めたつけ麺巡りも気付けば回を重ね、記事の量もどんどん増えてまいりました。

くぎりということで今回、僕が今年巡った23区の有名店で出たつけ麺を、完全に個人の感想範囲でランキングにしました!ですので、僕がまだ行ったことのないつけ麺提供店はもちろんランキングに入っていません。2020ミシュランガイド掲載店の金色不如帰や、行けば絶対ランキングに入るであろうと確信しているくろ㐂などは今回ランクインしていませんので悪しからず。

しかしながらランキングに入っている店は、しっかり自分の足でチェックした上での超良店であることは間違いありません!写真で美味しそうと思ったら、ぜひ皆さんも行ってみてください!共につけ麺界を盛り上げていきましょう!

 

各店舗の情報は「つけ麺食べたい!(https://mediassort.jp/tsukemen)」からも検索できますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

目次

 

1位 鷺ノ宮にある佐野実の魂を受け継いだビブグルマン選出店 【らぁ麺すぎ本】

特製つけ麺 1150円

 

俺的つけ麺ランキング第一位は、中野区にあるらぁ麺すぎ本の特製つけ麺。すぎ本との出会いは衝撃的すぎました。視覚で味がわかるっていう経験を生まれて初めてしたかもしれません。やはり美味しさにおいて見た目は重要なんですな。

一口食べた瞬間、死んだかと思いました。淡麗な鶏の出汁に程よい酸味と、醤油の味が素晴らしくマッチしています。

 

この見た目、提供された瞬間に覚える驚きはやばい

 

スープの中に入ったワンタン、そしてチャーシューはマジで絶品です。丁寧なのに力強い。ここまでたどり着くことがあるのかと。このお店は僕の中のレジェンド決定であります。

もうね、こんなうまいものを食べ続けていたらおかしくなってしまうんじゃないかと、最近は逆に行かないようにしてます。

 

https://mediassort.jp/tsukemen/sugimoto_saginomiya

 

2位 神保町 麺を極限にまで生かしたつけ麺 【神田勝本】

特製清湯つけそば 1,130円

 

神田勝本は、ラーメン店「中華そば勝本」の姉妹店のつけ麺専門店です。昼間営業のみ、夜間営業はありませんので行かれる方は注意が必要です。

ここは何と言っても店が素晴らしいです。調理スタッフは全員白衣、そして和帽子。小料理屋に来たような感じがあります。接客から案内から、店員さんの対応の良さがピカイチです。

 

合い盛り麺は両方とも味・食感が異なる

 

こちらも鶏出汁ですが、何と言ってもお伝えしたいのは麺がたまらんのです。2種類の麺なのですが、両方とも全く異なる味わいで、両方とももうめっちゃくちゃうんまい。マジでたまらんのです。麺のスープへのディップの仕方で、鼻に抜ける香りも全然違います。

 

塩昆布でいただく卵かけご飯280円も絶品

 

そして限定20食の特製卵かけご飯も加点ポイント。雰囲気も相まって、めちゃくちゃうまいんです。小腹が空いた時は卵かけご飯だけ食べに来たい。

月一で行かないと気が済みません。

 

https://mediassort.jp/tsukemen/katsumoto_jinbocho

 

3位 この丁寧さはまさに個の極致【はやし田】

特製つけ麺 1,050円

 

3位ははやし田でございます。上位ランクインがずっと鶏ベースで、豚骨好きの方には非常に申し訳ないでごじますが、もうちょっとだけお付き合いいただければ。こちらはやし田、数店舗都内にあるため、お近くの店に行ったらいいと思いますが、新宿店は本当に雰囲気が良いです。

はやし田の素晴らしいところは、バランスです。全ての材料を極限にベリーマッチさせています。

 

悔しいほど完璧に設計された味わい

 

そしてこのチャーシューがうまいんだわ・・・。柔らかくて、しっとりしていて、ちゃんと嚙み切れる。素材を活かすプロです。はやし田は数量限定でのどぐろラーメンを出していますが、もうね、絶対うまいんだろうけど、俺ならつけ麺頼んじゃう。

絶品です。

 

https://mediassort.jp/tsukemen/hayashida_shinjuku

 

4位 曙橋でつけ麺の文化を真っ向から変えた店 【鯛塩そば 灯花】

宇和島つけ麺セット 1290円

 

つけ麺巡りを始めたばかりのころ訪れたのが灯花。今まで僕が思っていたつけ麺の常識を覆すものでした。ネギがない。チャーシューがない。海苔がない。でも、食べた瞬間にめちゃくちゃ感動したのを覚えています。

 

他のつけ麺とは一線を画す具材

 

塩気はかなり強いのですが、鯛出汁の優しさがそれをカバーしています。つーかなんだよこの黄色いの。菊か? もうね、全然わかんないです。

このお店、曙橋駅からちょっと歩いたところのかなり狭い路地にポツンとある、非常に狭い店なんです。3ツボくらいじゃなかろうか。厨房も含めてワンルームの部屋くらいなんです。そんな小さな店からこんな芸術的なつけ麺が飛び出してくるとは夢にも思いませんでした。

 

スープを出汁で割って、鯛茶漬けにすると最高にうまい

 

もうね、新たなつけ麺の可能性を感じざるをえません。こんなに創造力のあるつけ麺を僕は知らんとです。

 

https://mediassort.jp/tsukemen/toka_akebonobashi

 

5位 浅草 30年以上も続く老舗でありながらも素晴らしき味と営業スタンス【ら麺亭】

特製つけ麺 900円 特製で900円なのである

 

浅草仲見世で昔の味・値段をずっと護り続けているのがこのら麺亭です。観光客だらけの浅草であっても、地元ファンが多く訪れています。

ラーメンはなんと一杯400円。つけ麺でも確か600円。日高屋的金額。しかしながら、めちゃくちゃうまいんです・・・。もう、本当400円でこれを食べるのが申し訳なくなるレベルでうまいんです。

 

自家製ワンタン、豚バラスライス、焦がしたまねぎなどのオリジナリティ溢れる具材が究極にマッチ

 

鶏・豚・魚のほか、いろんなものから出汁を取っているのですが、公式ブログではその全てを事細かに説明してくれています。公式ブログ、すごいいいのにレビューが多くて検索上位に上がってこないという悲しみ・・・。

かえしが甘く、コクが強く感じられます。今までいろんなつけ麺を食べて来ましたが、この味は他で味わったことがありません。それくらい独自のスープなのですが、なぜだろう、非常に懐かしい味がするんです。

これ、歳をとるほどどんどん感慨深くなる味です。10年後も20年後も食べたいなぁ・・・。

 

「つけ麺食べたい!」今後掲載予定

 

6位 上野 鴨の美味しさを極限にまで引き出したつけ麺【鴨to葱】

鴨汁つけそば 880円

 

こちら、鴨to葱、つけ麺を愛する人ならその名を知ってる人は多くいるんじゃないかなってくらいの有名店です。ここはめちゃくちゃ意識が高い。並んでいるときに、ネギの産地を選ぶことができます。さらには待ち時間の間で作っておいて、席に座った瞬間に料理が提供されるんです。こんな店はありません。

その意識の高さやサービス精神もさることながら、つけ麺のパンチだって半端じゃない。あっさりしてるような見た目なのに、ガツンと来ますからね。

 

こだわったスープを極限まで生かすのが、この全粒粉入りの麺と香味野菜なのである

 

さらにテーブルが見てのように畳であったりと、店構えもものすごくいい感じ。味・サービス・雰囲気全てで高得点です。

 

https://mediassort.jp/tsukemen/kamotonegi_ueno

 

7位 新大塚 2020年ミシュランガイド1ツ星掲載店の実力【創作麺工房 鳴龍】

醤油つけ麺 特性トッピング 1,430円

 

新大塚駅から、鳴龍がランクインです。見ての通り、激ウマです。こちらも鶏ベースのスープなのですが、ここまでくるともう言うことがないんだなって言うことがわかりました。

レベルがすごい高い。

 

この盛り付けの時点で「そりゃミシュランガイド載るわ」感がえぐい

 

写真だとわかりづらいんですが、スープを薄くスライスした豚バラチャーシューが蓋してるんですよ。なんですかこれ、マジで。おしゃれの極みかと。

スープの味がものすごく透き通っているのが特徴です。これだけ綺麗にすっと入ってくるというのもなかなかないでしょう。幾重にも重なったスープではなく、調合された1つのスープって感じなんですね。

 

お昼時は2時間待ちが当たり前の光景

 

しかしながらミシュランで星をとるほどの名店ですので、行列は必至です。時間があるときに行くのが吉でしょう。

 

https://mediassort.jp/tsukemen/nakiryu_shinotsuka

こちらまでが、ぼくのかんがえた3段階の店評価で、「緊急激ウマ指定店」に認定されたお店になります。緊急激ウマ指定点は100点以上巡ってまだ10店舗にも行かないという、なかなか狭き門なのです。

これ以降は惜しくも緊急激ウマ指定店から漏れてしまった「ウマつけ認定店」になります。

 

8位 蔵前 煮干しがたまらない、勢いのあるつけ麺屋【らーめん改】

全部入り煮干しつけ麺 1,120円

 

台東区からのランクインが非常に多いです。第8位は蔵前から「らーめん改」です。店員さんたちはかなり若いのに、対応が非常に心地いい印象があります。やっぱり美味しいだけじゃダメですよね。外食は味だけでなく店の雰囲気も併せて楽しむものですもんね。

ここのつけ麺は非常に濃厚な「煮干し出汁」です。個人的にドロ系つけ麺ではここが一番ランクが高いです。

 

全粒粉使用の太麺のパンチ力がたまらない

 

一見、結構えぐみの強そうなスープに見えますが、むしろ舌触りが非常に滑らかで優しいのです。故に全粒粉を使った麺の香りががっつり効いていてもバッティングせず、両方の美味しさをしっかり嗜むことができます。

こちらもオススメですが、この近くは地下鉄がかなりわちゃわちゃしていますので。調べてから来た方がいいかもしれません。

 

https://mediassort.jp/tsukemen/kai_kuramae

 

9位 渋谷にある牡蠣の居酒屋が提供するつけ麺【Tonari】

牡蠣つけ麺 1,100円

 

100店舗目に行ったので、個人的な感慨深さも合わさってランクインです。牡蠣を使ったつけ麺というと、あまり数はありませんが確かにたまに聞きますよね。同じく出汁として使用されるホタテやハマグリなんかと大きく違うのは旨味成分じゃないでしょうか(詳しいことは知りませんが)。

こちらのTonariは牡蠣とワインの居酒屋から降ろされているため、牡蠣へのこだわりが半端じゃないんです。非常に牡蠣を美味しくしてくれています。

 

つけ麺にぶっこむことでこんなにうまい牡蠣が出来上がるのか・・・

 

ベースはこちらも鶏。思えばこのランキング、鶏だらけになってしまっている・・・。別に豚骨より鶏の方が好きなわけではないのですが、鶏の店舗には名店が多いということなのかもしれません。にしても、鶏と煮干しのコンビネーションって、なんでこんなにうまいのか・・・。

かえしが強く、おしゃれだけどもめっちゃ塩気が強いです。それなのに、スープ飲んじゃう。めちゃくちゃうまいんだもん。スープ飲んじゃうよね・・・。

 

「つけ麺食べたい!」今後掲載予定

 

10位 青山 しらす丼がランキングを変えた、和に富んだつけ麺【麺屋すみす】

味玉つけそば 900円 と釜揚げしらす丼 250円

 

最後10位は青山にある麺屋すみすです。こちらも鶏だ〜!!!うおーーーー!!本当に鶏ばっかりになってしまった!!!豚骨は別でまとめようかな!!

こちらは白湯。白湯系でランクインはこれだけですね。こちらのつけそばは白湯ながら、非常にあっさりしているんです。わさびやネギが小分けされていて、ざるに乗った麺もあり、もう感覚としては蕎麦なんです。鶏蕎麦。そのテンションで食べてもなんら遜色ないレベルで、優しいつけ麺となっています。

そしてこちらはしらす丼がめちゃくちゃうまかった・・・笑 しらす丼は鳴龍より全然うまいし全然安い。

 

https://mediassort.jp/tsukemen/smith_aoyamaicchome

 

おまけ

ということで、今年巡ったつけ麺トップ10を発表させてもらいました!!最後に、惜しくも審査を通らなかった次点クラスのお店の記事も貼っておきますね。

https://mediassort.jp/tsukemen/orenosora_shinjuku

https://mediassort.jp/tsukemen/gachi_shinjukusanchome

https://mediassort.jp/tsukemen/yoroiya_asakusa

https://mediassort.jp/tsukemen/hakuei_higashiginza

https://mediassort.jp/tsukemen/manrai_shinjuku

https://mediassort.jp/tsukemen/suzuran_shinjukusanchome

https://mediassort.jp/tsukemen/tomita_tokyo

 

と言うわけで、以上になります。

皆さんも美味しそうだなと思ったつけ麺があればぜひ足を運んで欲しいです。つけ麺の美味しさを分かち合いましょう!

 

都内のつけ麺を一軒一軒、じっくりレポートしています。

https://mediassort.jp/tsukemen

 

つけ麺スタグラム。

https://www.instagram.com/skdgetacough/?hl=ja