サラリーマン→フリーランスを経て会社立ち上げた人が思うこれが大変!10選とその理由

2025/06/17

お世話になっております。小林です。

 

僕がサラリーマンの時は的外れな想像をしていた起業者の苦悩、そしてちょっとなめてかかってたフリーランスのときの起業者の苦悩。

メディアソートもおかげさまで約半年、生き抜くことができたのでここらで今思う「会社立ち上げるとこんなことが大変だよ!」をまとめてみます。

 

会社立ち上げたといっても、大変な事は会社によって全く違います。

めっちゃ金持ちな人は投資だけして社長雇って何もしてないなんて人もいるし、僕らは3人でフリーランスの延長で始めてますが、完全に1人で1から始めてる人もいるし。

あくまでいまこの瞬間に思ってるスタートアップ企業の大変な事を綴ります。

 

まず先にメディアソートという会社の特徴から

やってること

各種クリエイティブメディアの制作を中心にコンテンツ制作も行っています。

主に受けているものは、

・Webサイト制作

・Webサービス開発

・LP制作

・アニメーション動画制作

・キャスティング

・実写動画制作

・Web広告動画制作

・漫画制作

・イラスト制作

・ロゴ制作

・インフルエンサー業務

※順不同

あとはYoutubeコンテンツ制作とか、自社メディア制作もしてます。

 

いわゆるWeb制作会社と、デザイン会社と、動画制作会社なんかが合体した会社みたいなイメージです。

 

どこにある会社?

東京の会社です。

 

人数は?

社員0人、役員2人、代表1人です。

普段の業務は役員、代表である程度は行いつつ、一部業務を業務委託で外注しています。

 

何目指してるの?

自社コンテンツで利益を伸ばし、クリエイターやエンジニアが正当な対価をもらえる会社にし、社会にも訴えかけていけるようにしたいです。

 

一般的な会社と違うところ(特に目立つところ)

・出社義務がない

基本在宅で仕事してます。通勤したくないもん。

・いつでも休み、いつでも仕事

自由と責任は比例します。成果でてればいつでも休めるけど成果がなければいつでも仕事。ブラック!!

・社員がいない

まだ社員さんを雇うフェーズに来ていません。

・クリエイター、エンジニアしかいない

代表、役員ともに元フリーランスでクリエイター・エンジニアです。

 

 

と、こんな会社です。

 

前置きが長くなってしまいましたが、ようやく本題に入ります。

 

会社立ち上げるとこれが大変になる!10選とその理由

サラリーマン、フリーランスと比べて大変なところをピックアップしてみました。

一部はサラリーマンとかぶるし、一部はフリーランスとかぶります。

 

1.営業が大変

これはフリーランスの人はある程度の方が感じたことがあると思います。

株式会社になると信用度は上がるので営業はやりやすくなるかと思っていたのですが、ほぼ変わりません。

結局は人。或いはサービスの良さ。或いは売り込みのうまさ。

売り込みのうまさはからっきしなので、人間性とサービスの価値を上げることで頑張るしかありません。

一応、営業のツールなんかは株式だと使えるものが増えるのでその点は助かってますが、結局その分コストはかかるのでどうなんでしょうね。。

 

2.経理の仕事はわからん殺しのオンパレード

税理士様にちゃんと顧問ついてもらってるのでなんとかなってるのですが、何とかなってると信じたい。。。というレベルでわからない。

もう全くと言っていいほど経理に関するもののワードを避けて生きてきたので、サラリーマンは恵まれてるなぁと痛感しました。

フリーランスの時も最低限しか意識してなかったのでね。。

今必死こいて勉強してます。

 

3.経費使いづらい

1人で創業した人は気にしないかもしれませんが、我々は3人いるので何でもかんでも経費扱いとはいきません。

売り上げ状況も気にしつつ、何は経費、何は自分のお金と線引かないと何かあったとき揉める種になってしまうので。

 

4.どんなに稼いでも月給は1年間変えられない

これ知らなかったんですよね。知らない社長は恥ずかしいですよって税理士様に言われてしまいました。

世界的に見ても日本くらいらしいです。役員報酬を年間で決めなければいけないというのは。

決め方はたしか3パターンくらいあるのですが、基本的には1年間の各役員の報酬を決めなければいけません。

会社がどうなるか、立ち上げたばかりの時は全く分からなかったので最少金額に設定しました。

「社長~おごってよ~」なんて猫なで声で言われてもおごりません。男からしか言われたことないけど。

 

5.その日暮らしとかやってるとそっこー終わる

サラリーマンの時は業務の事だけなんとかこなしてれば、最悪やらかしたりしない限り大丈夫でした。

フリーランスの時は売り上げ少ない月とかあっても、支払うものもないので何とかなってました。

会社ってなると、前述した役員報酬の件もあり、毎月色々支払いもあるのである程度計画たてて行動していかないとぐだってるとすぐにやばいってなります。たぶん。いや絶対。

だから次があるんですけどね↓

 

6.事業計画書とか経営なんたらとかつくるもの多い

お堅い資料、色々書きます。

会社によっては用意してない会社もいっぱいあると思うんですけど、うちは融資受ける際に色々必要になったので、

何んとなーくのものは立ち上げ時に作ってたのですが改めて数字とにらめっこしながら作りました。

というか今もまだ更新の真っ最中。

あ、これに関連してあれが増えます。ハンコ押す仕事。ハンコ押すマシーンほしくなります。

てゆーか秘書ほしいが口癖になってます。

 

7.知り合う人がガラッと変わる

サラリーマンからフリーランスになって、人付き合いがガラっと変わりました。

そこから会社立ち上げたらさらに変わりました。

気を張る機会の連続になります。

僕は割と人見知りですが、スイッチ入れれば行けるほうなのでまだなんとかしてる感じですが、あまりお堅い場は得意ではないので

今後より気を引き締めないといけませんね。

 

8.発言を凄い気にするようになる

↑も相まって、自分の発言に気を遣うようになります。いやなるはずです。

僕はあまり気にしてません。

うちの会社のポリシーとして、ワクワクすることの発信的なものがあるので、お堅く居ないようにしてます。

っていっても、やっぱり多少は堅くなってるかもなぁと思います。(このブログ上ではくだけまくってますが)

他人は自分のことを自分が思ってる以上に気にしてない なんて言いますが、中には経営者ってだけで気にしてみる人もいます。

それでも僕はスタンスはあまり崩さずいこうかなぁと。

とはいえ、責任は僕個人ではないのでやはり色々考えてしまいますけどね。。

 

9.何をやるにも自由

フリーランスと同じですが、本当に自由です。30日間寝てても誰にも指摘されません。

でも前述したとおり、自由と責任は比例します。

さらに会社立ち上げてメンバーもいると、他の人にも迷惑が掛かります。

なので何をするのか自分で考えて、自分でモチベーションを上げて、行動に移す必要があります。

特に会社だと、直近の売り上げにならないこともコツコツ続けないと結果が出ないことが多くなってくるのでモチベーション管理が大事ですね。

サラリーマンの方で、例えば会社の業務以外に副業をずっと継続して続けられてた人とかだと大丈夫かなとは思いますが、3日坊主が多い人はむづかしいかもしれません。

 

独立したらがんばるし!とか思ってたものも、いざ独立してそれが日常になると続かなかったりするものです。

 

10.四六時中何か考えてるようになる

ずーっと何か考えてるようになりました。

嫁さんからよく、「また無視した」って言われるようになりました。

ちょっと間があると、あれやろうこれやろうとかあれやったっけこれどうしたっけとか、何やるといいんだろうとか、穴はないかとか

ずーーーーーっと考えるようになります。

特にうちは経営も経理も作業もやる必要があるので、一つ一つのやる内容は1人月とか必要なものではなくても、マルチタスクとなると頭のメモリがパンクするのです。

6コアくらいほしーよこの脳みそ。

 

 

まとめ?

というわけで今回は、一応サラリーマン(5年くらい?)、フリーランス(半年ちょい)、会社立ち上げ(今半年)まで経験した上で、今こんなことが大変だとおもってるよ!ってのをまとめてみました。

あくまで個人の意見です。会社や環境が変われば全く変わる事でしょう。

 

願わくば、3年後には「こんな低レベルな事でなやんでるのかコイツ、、、フッ、愚かな。」って中二病みたいな見下しができるようになっていたいものです。

それくらい今回の内容は当たり前になっていて、高次元なことにひーこらしていたいですね。

 

次回は「会社立ち上げて良かったこと10選!」を書きたいと思います。