メイドカフェと忍者が混ざった感じの店にホイホイ行ってきた -秋葉原散策その③- 【秋葉原/不忍カフェ】

2025/06/17

さて前回の記事では、口悪い未成年メイドのガールズトークに手も足も出ず完敗してしまったわけですが、秋葉原散策はまだまだ終わりません。

 

あの店は、そういう店なんだ。そういう需要があるからそんな感じなんだ。全てがあんな感じだったら、秋葉原は街として終わってしまっている。

そんな気持ちが強いが故、性懲りも無くまたさきほどのメイドが客引きをしまくってる通りに引き返すことに。

 

そんな折、大きな声で呼び込みをしている一風変わった服装の女性が。

なんと、忍者の格好だ!

 

そう、秋葉原にはメイドカフェから派生した、多ジャンルのコンセプトカフェが存在するのです。

例えば忍者から、ガンダム、ファンタジーから男の娘まで、もうなんでもあり。

 

そんなところに一度でもいいから行ってみたい! そんな想いも強く、キャッチの熱量に負けて「ただいま!」と行ってくらぁ!

 

 不忍カフェ

 

っつーことで入ってみたところ、縦長の建物の2階と3階が不忍カフェとなっている模様。

カフェの中は前回のリリーコテージに比べるとそこまでがっつりしてはいませんが、屏風や襖があったり、忍者っぽい何かがあったりと、外国人が喜びそうな感じになっていました。

 

 

入り口で配られていたフライヤーを見ると、なぜかアメコミ風

よくよく考えると忍者がコンセプトなのにカフェの名前も「しのばず」。

ひっちゃかめっちゃかじゃないか!!

 

これについて猛抗議を代表淺野にすると、「そこを聴いたら野暮だよ」的な感じで返されました。

なんか知らないけど俺がめちゃくちゃ子供に思えてきて歯を食いしばったわ。

 

なお、我々は「殿」であり、入店は「殿が帰ってきた」という設定らしいです。

お主、殿に金銭を要求するとは何事か!!!と誰かやってほしい。

 

そんで案内されて待っていると、これまた可愛らしく露出度の高い忍者がやってきて、例のごとく料金説明が始まります。

この店は客の出入りが多く繁盛しているようで、3組、4組合わせて説明なんてザラ。忍者にはあるまじき力技です。

 

まあ、前回が1時間800円+1d。

あそこは特別。

他はもっとリーズナブルなはず!

 

忍者: いまオススメしてるのは、50分で1ドリンク、計2500円のプランになりまする!

咳戸: (2人だと)5000円ですな・・・。

 

 

あそこが特別高い、というわけではないということか・・・?

つーか秋葉原のメイドカフェってこんなたけーの!?

 

 

(この、「税・サービス料10%」というのも少しだけ気になる・・・)

と、いろいろと思うところあったのですが、しっかりと忍者の説明を聴いていると

 

忍者: こちらの2500円の入門セットは、1200円の忍忍カクテルや忍者ビールも頼めますぞ。

忍者: 他にもチェキか口上売り、木札がもらえるでござる!

咳戸: 口上売りと木札ってなんですか?

忍者: 口上売りは拙者たちが言葉で面白おかしく自己紹介をするでござる!木札はこのセットでしか手に入らないものなので、とても貴重でござるぞ!!

忍者: そしてこちらがポイントカードでござる!

忍者: ポイントがたまると、拙者たちの手作り弁当をプレゼントしたり、一言メッセージカードもプレゼントするでござる!

咳戸: (淺野に聞こえる程度にボソッと)ピンサロみたいなもんか・・・。

 

 

なるほど確かに、「アミューズメント」だと思うとかなり納得。しかも限定品がもらえるとは、なかなかやりおる。お主もワルよのぉ。

そう考えて見るとお殿様は30分600円。ソフトドリンクが多分700円くらい。

前回のようにメイドに飲み物代出さなくてもいいので、一人当たり1500円くらいで30分見学できると思えばなるほど納得な金額です。女の子の客だったらなんと1000円もしないんだから、安いもんじゃないですか!

 

ということでここは実地調査。

2500円の入門セットを頼み申しました。

僕は普通に喉が渇いていたので甘いものは遠慮して緑茶を。代表淺野は忍忍カクテルを注文しました。

 

ちょっと待機していると早速ドリンクが運ばれてきます。

 

 

淺野: これは何ですか?

忍者: これは忍忍カクテルにいれる拙者のチャクラでござる!

淺野: ・・・。

 

 

淺野: くっさ・・・!

咳戸: おおぉ・・・!

淺野: なんだろ・・・これ?

咳戸: ジンっぽいね。

淺野: あ、確かに、ジンかね。

忍者: あ、空けちゃったんだ、ダメダメ閉じといてw

 

 

ということで、恒例の「おいしくなーれ」という魔法か忍術かをかけて、飲みました。喉が渇いていたから、緑茶めっちゃ美味しい。

そんで、同じ階にいるお客さんのオーダーによっては、忍者がカラオケ歌ったり、踊るパフォーマンスをしたりと、やや本格的なショーをみることができました。

 

そして待ちに待った木札をもらえることに!

それがこちらです。

 

 

ちなみにこの「TK」とは、忍者が代表淺野のあだ名を勝手に想像でつけたものです。TKって・・・。

 

 

チェキもゲット。

良いものを食っているのか知らぬが、腹がちょっと出ている。

 

総評

一応、「殿のご帰還!」「ははー!」とか最初にするのですが、あとはすごくラフ。ただ、「かたじけない」とか「でありまする」とか「ござるぞ」とか女の子がいうのは、個人的にとても微笑ましかったです。

外国人ウケする可愛らしい忍者を、皆さんもぜひ一度みてみてはいかがでしょうか。

 

秋葉原の昼は長い

 

ということで、前回と合わせて2人ですでに1,5万円ほど使っているこの珍道中。

最初は実地調査だ!レポだ!ネタ探しだ!と躍起になっていたはずが、もはや珍道中ですわ。

夕方くらいだったらまだ、「今日はこれで帰ろっか」となれたのでしょうが、まだまだ全然日が沈みそうにない。

 

もう一箇所だけ、どこかにいくか! と力を振り絞って歩き出したのでした。続く

https://mediassort.jp/contents01/skd_45

 

 

アキバ珍道中

その①

https://mediassort.jp/contents01/skd_41

その②

https://mediassort.jp/contents01/skd_42