ドロステ効果の作り方|画像・動画を無限ズーム風に加工できる無料ツール
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画像が無限に続く「ドロステ効果」とは?
画像の中に同じ画像があり、その中にもさらに同じ画像が続いているように見える表現を「ドロステ効果」と呼びます。
画像を繰り返し縮小して配置することで、中心へ向かって無限に続いているような、不思議な奥行きを作り出せる視覚効果です。
ドロステ効果は、アート作品やCDジャケット、ミュージックビデオ、SNS投稿、Webデザインなど、見る人の印象に残るビジュアルを作りたいときに活用できます。
メディアソート株式会社が提供する「ドロステ/無限ループズーム」を使えば、画像編集ソフトをインストールせず、ブラウザ上で画像や動画にドロステ効果を追加できます。
ドロステ効果が無限に見える仕組み
ドロステ効果では、元の画像を縮小して画像内へ配置し、その縮小した画像の中へ、さらに小さな画像を配置します。
この処理を何度も繰り返すことで、同じ構図が奥へ向かって連続する再帰的な表現になります。
実際に画像が無限に配置されているわけではありません。複数回の縮小と反復によって、どこまでも続いているように見せています。
画像をそのまま縮小するだけでなく、反復するごとに角度を付けたり、左右を反転させたりすることで、渦を巻くような複雑なデザインも作成できます。
ブラウザでドロステ効果を作る方法
ここからは、Mediassort Studioの「ドロステ/無限ループズーム」を使って、画像や動画へドロステ効果を加える方法を紹介します。
1.ドロステ効果作成ツールを開く
以下のページへアクセスします。
アプリのインストールやアカウント登録は必要ありません。ブラウザからすぐに利用できます。
2.加工する画像または動画を読み込む
画面上のアップロードエリアをクリックするか、ファイルをドラッグ&ドロップして素材を読み込みます。
対応しているファイル形式は以下のとおりです。
- JPEG
- PNG
- WebP
- MP4
- WebM
読み込んだ画像や動画は、外部サーバーへ送信されません。素材の処理は、利用している端末のブラウザ内で行われます。
3.反復回数を調整する
反復回数は、元の画像を縮小して繰り返し配置する回数です。
反復回数を増やすほど、画像の中に同じ画像が何層も続き、奥行きのある表現になります。
ただし、回数を増やしすぎると、中心部分が細かくなり、素材によっては内容を認識しにくくなります。最初は少ない回数から試し、プレビューを見ながら増やしていくのがおすすめです。
4.枠サイズを調整する
枠サイズでは、画像内に繰り返し配置される縮小画像の大きさを変更できます。
枠を大きくすると、それぞれの階層に配置された画像が見やすくなります。枠を小さくすると、中心へ向かって急速に縮小していくような表現になります。
同じ反復回数でも、枠サイズによって見た目が大きく変わるため、素材の構図に合わせて調整しましょう。
5.回転角度を調整する
回転角度を設定すると、画像が反復するたびに少しずつ傾きます。
角度を付けない場合は、同じ向きの画像が中心へ向かって整列します。回転角度を大きくすると、画像が渦を巻きながら奥へ続くようなデザインになります。
人物写真や建物など、上下が分かりやすい素材では小さな角度に設定すると、元の構図を残しながら変化を加えられます。
6.反転の有無を設定する
「1回ごとに反転」を有効にすると、画像が繰り返されるたびに向きが反転します。
通常のドロステ効果とは異なる、鏡や万華鏡のような視覚表現を作りたい場合に適しています。
左右非対称の人物や文字が入った画像では変化が分かりやすくなります。反対に、シンプルな無限ズーム表現にしたい場合は、反転を使用せずに仕上げるとよいでしょう。
7.加工した素材を書き出す
プレビューで仕上がりを確認したら、加工した画像または動画を書き出します。
無料版では、透かし入り・1080px上限で書き出しできます。透かしなし・フル解像度で利用したい場合は、25ドルの買い切りプランで全ツールの制限を解除できます。
ドロステ効果に向いている画像
ドロステ効果はさまざまな画像に適用できますが、素材の構図によって仕上がりが変わります。
中央に被写体がある画像
人物や商品などの被写体が中央に配置されている画像は、中心へ向かって繰り返される構図を作りやすくなります。
被写体が何層にも続くため、ドロステ効果の特徴が分かりやすく表れます。
額縁やモニターが写っている画像
額縁、テレビ、スマートフォン、パソコンのモニターなど、四角い枠が写っている画像もドロステ効果に適しています。
画面の中に同じ画面が続くように配置することで、自然な再帰構造を表現できます。
トンネルや廊下の画像
トンネル、廊下、階段など、もともと奥行きのある画像に使用すると、中心へ吸い込まれるような表現を強調できます。
回転角度を少し加えることで、現実には存在しない不思議な空間も作れます。
幾何学模様や抽象的な画像
幾何学模様、ネオン、グラデーションなどの抽象的な画像は、反復や回転との相性がよい素材です。
人物や商品の形を残す必要がないため、回転角度や反復回数を強めに設定して、実験的なビジュアルを作成できます。
目的別のおすすめ調整方法
シンプルな無限ズーム風にしたい場合
画像がまっすぐ中心へ続く表現にしたい場合は、回転と反転を控えます。
- 反復回数:中程度
- 枠サイズ:大きめ
- 回転角度:0度または小さめ
- 1回ごとに反転:オフ
渦を巻くような表現にしたい場合
中心へ吸い込まれるような動きを強調したい場合は、回転角度を加えます。
- 反復回数:多め
- 枠サイズ:中程度
- 回転角度:中程度
- 1回ごとに反転:好みに応じて設定
万華鏡のような表現にしたい場合
鏡や万華鏡のような複雑な見た目にしたい場合は、反転を有効にし、回転角度も調整します。
- 反復回数:中程度から多め
- 枠サイズ:小さめから中程度
- 回転角度:やや大きめ
- 1回ごとに反転:オン
ドロステ効果の活用例
作成したドロステ効果は、以下のような用途で活用できます。
- YouTubeやTikTokの動画素材
- Instagramなどへ投稿するアート作品
- ミュージックビデオやリリックビデオ
- 楽曲のジャケット画像
- ライブやイベントの告知ビジュアル
- Webサイトのメインビジュアル
- 広告やバナーの背景素材
- SF・サイバー・幻想的な映像表現
特に、音楽や映像と組み合わせることで、視聴者が画面の奥へ引き込まれるような演出を作れます。
ドロステ効果をきれいに見せるポイント
中心部分に重要な要素を配置する
ドロステ効果は、画像の中心へ向かって反復します。被写体や見せたい要素が端に寄っていると、繰り返した際に分かりにくくなる場合があります。
加工前に画像をトリミングし、重要な要素を中央付近へ配置しておくと、効果が伝わりやすくなります。
文字入り画像は反転に注意する
文字が入った画像で反転を有効にすると、反復された文字も左右反転します。
文字を読みやすく残したい場合は反転を使用せず、背景画像だけにドロステ効果を加えた後、別途文字を配置する方法がおすすめです。
反復回数を増やしすぎない
反復回数が多いほど無限に続く印象は強くなりますが、中心部分が細かくなりすぎることがあります。
画面サイズや使用目的を考慮し、小さなサムネイルでも効果が伝わるように調整しましょう。
まとめ
ドロステ効果は、画像の中へ同じ画像を繰り返し配置し、中心へ向かって無限に続いているように見せる表現です。
Mediassort Studioの「ドロステ/無限ループズーム」を使えば、反復回数、枠サイズ、回転角度、反転の有無をブラウザ上で調整できます。
画像編集ソフトのインストールやアカウント登録は必要ありません。無限ズーム風の画像や動画を作りたい方は、ぜひお試しください。