画像にモーションブラーをかける方法|写真へスピード感を出す無料ツール
- Webサービス
- 動画制作/アニメーション
写真へスピード感を出すモーションブラーとは?
モーションブラーとは、被写体やカメラが動いたときに発生する「動きによるぼかし」を再現する表現です。
静止している写真でも、一定方向へ流れるようなブラーを加えることで、被写体が高速で移動しているようなスピード感を演出できます。
スポーツ、車、バイク、ダンス、ライブ、ゲームなど、動きや勢いを伝えたい画像・動画に適した加工です。
メディアソート株式会社が提供する「モーションブラー」を使えば、画像編集ソフトをインストールせず、ブラウザ上で直線・回転・ズームのブラーを適用できます。
モーションブラーが発生する仕組み
実際の写真撮影では、カメラのシャッターが開いている間に被写体やカメラが動くと、移動した軌跡が一枚の写真に記録されます。
その結果、被写体の輪郭が動いた方向へ伸び、スピード感のある写真になります。
画像加工で使用するモーションブラーは、この現象をデジタル処理で再現するものです。
ぼかす方向、角度、強さを調整することで、横方向への移動、回転、中心からの急接近など、さまざまな動きを表現できます。
モーションブラーと通常のぼかしの違い
一般的なぼかし加工は、画像を周囲へ均等になじませ、輪郭や細部を柔らかくします。
一方、モーションブラーは、特定の方向や回転方向へ画像を伸ばすようにぼかします。
- 通常のぼかし:全方向へ均等にぼかす
- 直線モーションブラー:指定した方向へ流す
- 回転ブラー:中心を軸に回転させるようにぼかす
- ズームブラー:中心から外側へ広がるようにぼかす
単に画像を柔らかくするのではなく、「どちらへ動いているのか」を感じさせられるのがモーションブラーの特徴です。
ブラウザで画像にモーションブラーをかける方法
1.モーションブラーツールを開く
以下のページへアクセスします。
アプリのインストールやアカウント登録は必要ありません。ブラウザからそのまま利用できます。
2.加工する画像または動画を読み込む
画面上のアップロードエリアをクリックするか、加工したいファイルをドラッグ&ドロップします。
対応しているファイル形式は以下のとおりです。
- JPEG
- PNG
- WebP
- MP4
- WebM
読み込んだ素材は外部サーバーへ送信されず、使用している端末のブラウザ内で処理されます。
3.モーションブラーの種類を選択する
適用するモーションブラーは、次の3種類から選択できます。
- 直線
- 回転
- ズーム
表現したい動きに合わせて種類を選びます。
4.ブラーの強さを調整する
強さでは、画像をどの程度ぼかすか調整できます。
数値を低くすると、元画像の輪郭を残した自然な動きになります。数値を高くすると、被写体や背景が大きく伸び、強いスピード感を表現できます。
- 元画像を見やすく残したい:弱め
- 自然な動きを加えたい:弱めから中程度
- 激しいスピード感を出したい:強め
- 抽象的な背景を作りたい:強め
5.直線ブラーの角度を調整する
直線モーションブラーを選択した場合は、ブラーが流れる角度を変更できます。
被写体が移動している方向や、画像の構図に合わせて角度を設定しましょう。
- 横方向:車、電車、走っている人物
- 縦方向:落下、上昇、雨のような表現
- 斜め方向:ジャンプ、飛行、アクションシーン
被写体の進行方向とブラーの角度が合っていると、自然な動きに見えやすくなります。
6.加工した画像・動画を書き出す
プレビューで方向と強さを確認したら、加工したファイルを書き出します。
無料版では、透かし入り・1080px上限で書き出しできます。25ドルの買い切りプランを利用すると、透かしなし・フル解像度で書き出せます。
3種類のモーションブラーの違い
直線モーションブラー
直線モーションブラーは、画像を一定の方向へ流すようにぼかす効果です。
横方向へ移動する車、走っている人物、飛んでいる飛行機など、進行方向が分かりやすい被写体に適しています。
角度を自由に変更できるため、画像の構図に合わせた動きを作れます。
回転モーションブラー
回転モーションブラーは、画像の中心を軸に回転しているようなぼかしを加えます。
タイヤ、レコード、扇風機など、回転する物体を表現したい場合に向いています。
画像全体へ強く適用すると、カメラ自体が回転しているような、めまいや混乱を感じさせる演出も作れます。
ズームモーションブラー
ズームモーションブラーは、画像の中心から外側へ放射状に伸びるぼかしです。
被写体へ急接近しているような表現や、中心からエネルギーが放出されているような演出に利用できます。
スポーツ、ゲーム、アニメ風のアクション、ライブ写真など、中心にある被写体を強く目立たせたい場合に適しています。
目的別のおすすめ設定
車やバイクへスピード感を出したい場合
- 種類:直線
- 強さ:中程度
- 角度:車両の進行方向に合わせる
車両の向きとブラーの方向を合わせることで、走行中のような表現になります。
スポーツ写真へ躍動感を加えたい場合
- 種類:直線またはズーム
- 強さ:弱めから中程度
- 角度:選手の動きに合わせる
ブラーを強くしすぎると表情やフォームが分かりにくくなるため、被写体が認識できる範囲で調整しましょう。
中心の人物や商品を強調したい場合
- 種類:ズーム
- 強さ:中程度
画像の中心から外側へ線が伸びるため、中央の被写体へ視線を集めやすくなります。
回転や混乱を表現したい場合
- 種類:回転
- 強さ:中程度から強め
回転する物体だけでなく、夢、混乱、スピード、場面転換などを表現する映像演出にも活用できます。
モーションブラーに向いている画像
動きの方向が分かる写真
走る人物や移動する乗り物など、進行方向が想像できる画像は、直線モーションブラーとの相性がよい素材です。
被写体が中央にある画像
ズームや回転のブラーは画像の中心を基準に適用されます。人物や商品が中央に配置された写真を使用すると、効果が伝わりやすくなります。
背景と被写体のコントラストが高い画像
被写体と背景の色や明るさに差がある画像は、ブラーを加えても輪郭を認識しやすくなります。
モーションブラーの活用例
モーションブラーを加えた画像や動画は、以下のような用途で活用できます。
- スポーツ関連の画像や動画
- 車やバイクの広告
- YouTubeのサムネイル
- TikTok、Instagram、Xへの投稿
- ゲームやアニメ風のアクション演出
- ミュージックビデオ
- イベントやライブの告知
- Webサイトのメインビジュアル
- 動画の場面転換
モーションブラーをきれいに仕上げるポイント
被写体の動きと角度を合わせる
直線ブラーの角度が被写体の進行方向と異なると、不自然に見える場合があります。
写真から想像できる動きに合わせて、ブラーの角度を調整しましょう。
強さを上げすぎない
ブラーを強くすると迫力は増しますが、被写体の表情や商品の形が分かりにくくなります。
広告やサムネイルなど、内容を正確に伝える必要がある場合は、元画像が認識できる強さに抑えましょう。
画像全体に適用される点を考慮する
このツールでは画像や動画全体へモーションブラーを加えます。
被写体だけを鮮明に残し、背景だけをぼかしたい場合は、レイヤーやマスク機能を備えた画像編集ソフトと組み合わせる方法が適しています。
文字は加工後に追加する
文字入り画像へモーションブラーを加えると、文字も伸びて読みにくくなる場合があります。
背景や写真を先に加工し、その後にタイトルや説明文を配置するのがおすすめです。
まとめ
モーションブラーは、画像や動画を特定の方向へぼかし、動きやスピード感を表現する加工です。
Mediassort Studioの「モーションブラー」では、直線・回転・ズームの3種類から効果を選び、強さや角度をブラウザ上で調整できます。
ソフトのインストールやアカウント登録は必要ありません。写真や動画へ躍動感を加えたい方は、ぜひお試しください。