画像をVHS・グリッチ風に加工する方法|ブラウザで無料・インストール不要
- Webサービス
- 動画制作/アニメーション
画像や動画をVHS・グリッチ風に加工するには?
古いビデオテープで再生したようなノイズや色ずれを加えると、画像や動画を印象的なVHS風デザインに加工できます。
VHS・グリッチ加工は、ミュージックビデオやYouTubeのサムネイル、SNS投稿、ゲーム風の映像、サイバー系のデザインなどで使われている表現です。
本格的な画像編集ソフトや動画編集ソフトでも作成できますが、複数のエフェクトを組み合わせる必要があり、操作に慣れていないと時間がかかります。
メディアソート株式会社が提供する「グリッチ/CRT/VHSエフェクト」を使えば、ソフトをインストールせず、画像や動画をブラウザ上でVHS風に加工できます。
VHS・グリッチ加工とは
VHS・グリッチ加工とは、古いビデオテープやブラウン管モニターで発生していた映像の乱れを再現する表現です。
代表的な特徴として、次のようなものがあります。
- 画面全体に入る細い走査線
- 赤・緑・青のチャンネルがずれたような色収差
- アナログ映像のような細かなノイズ
- 映像の一部が崩れるブロックノイズ
- 色あせやコントラストの変化
- 映像が一瞬乱れたようなデジタルグリッチ
こうした効果を組み合わせることで、普通の写真や動画をレトロ、サイバー、SF、ホラーなどの雰囲気に変えられます。
ブラウザで画像をVHS風に加工する方法
ここからは、Mediassort Studioの「グリッチ/CRT/VHSエフェクト」を使った加工方法を紹介します。
1.加工ツールを開く
最初に、以下のページへアクセスします。
ソフトのダウンロードやアカウント登録は必要ありません。パソコンのブラウザから、そのまま利用できます。
2.加工する画像または動画を読み込む
画面上のアップロードエリアをクリックするか、加工したいファイルをドラッグ&ドロップします。
対応しているファイル形式は、以下のとおりです。
- JPEG
- PNG
- WebP
- MP4
- WebM
読み込んだ素材は外部サーバーへ送信されず、使用している端末のブラウザ内で処理されます。
3.スキャンラインを調整する
スキャンラインは、ブラウン管モニターの走査線を再現する効果です。画像全体に細い横線を加えることで、古いテレビ画面のような雰囲気を作れます。
数値を高くすると横線が目立ち、CRTモニターらしい表現が強くなります。人物写真などで被写体を見やすく残したい場合は、少し控えめに設定するのがおすすめです。
4.色収差を調整する
色収差では、画像を構成する赤・緑・青の色をずらします。RGBが分離したような表現になり、デジタルグリッチらしさを加えられます。
色収差を強くしすぎると被写体の輪郭が見えにくくなるため、最初は小さな数値から調整するとよいでしょう。
5.ノイズを追加する
ノイズを追加すると、アナログ映像や古いビデオテープのようなざらつきを再現できます。
ノイズを弱くすると素材の雰囲気を残した自然な加工になり、強くするとホラー映像や故障したモニターのような表現になります。
6.ブロックノイズを調整する
ブロックノイズは、画面の一部が四角形に崩れたようなデジタルエフェクトです。
一般的なVHS風の加工だけでなく、通信障害、データ破損、サイバー空間などを表現したい場合にも適しています。
7.加工した画像・動画を書き出す
プレビューを確認し、イメージどおりの仕上がりになったら書き出します。
無料版では、透かし入り・1080px上限で書き出しできます。透かしなし・フル解像度で書き出したい場合は、25ドルの買い切りプランを利用できます。
目的別のおすすめ設定
自然なレトロ写真に仕上げたい場合
元の写真を見やすく残したい場合は、スキャンラインとノイズを少し加え、色収差とブロックノイズを控えめにします。
- スキャンライン:弱めから中程度
- 色収差:弱め
- ノイズ:弱め
- ブロックノイズ:ほとんど使用しない
フィルム写真とは異なる、古いテレビ画面やホームビデオのような質感を作れます。
VHSテープのような映像にしたい場合
VHSらしさを強調する場合は、スキャンラインとノイズを中心に調整します。色収差を少し加えると、映像のにじみも表現できます。
- スキャンライン:中程度
- 色収差:弱めから中程度
- ノイズ:中程度
- ブロックノイズ:弱め
激しいグリッチ表現にしたい場合
デジタルデータが壊れたような激しい表現にする場合は、色収差とブロックノイズを強めます。
- スキャンライン:中程度
- 色収差:強め
- ノイズ:中程度から強め
- ブロックノイズ:強め
音楽動画のアクセントや場面転換、サイバー系のビジュアルなどに向いています。
VHS・グリッチエフェクトの活用例
VHS・グリッチ加工は、次のような制作物に活用できます。
- YouTube動画やサムネイル
- TikTok、Instagram、Xへの投稿
- ミュージックビデオ
- リリックビデオ
- ゲーム実況動画
- ホラー映像
- サイバー系のデザイン
- イベントやライブの告知画像
- Webサイトのメインビジュアル
画像全体へ適用するだけでなく、タイトル文字や人物の周辺にグリッチ表現を加えるための素材として使う方法もあります。
VHS風加工をきれいに仕上げるポイント
すべての効果を強くしすぎない
スキャンライン、色収差、ノイズ、ブロックノイズをすべて強くすると、何が写っているのか分かりにくくなることがあります。
最初に表現したい雰囲気を決め、中心となる効果を一つか二つ選ぶと、まとまりやすくなります。
被写体の輪郭を確認する
人物や商品の画像では、加工後も顔や商品の形が認識できるか確認しましょう。特に、色収差とブロックノイズを強くすると輪郭が崩れやすくなります。
文字を入れる場合は読みやすさを優先する
サムネイルや告知画像へ文字を配置する場合は、文字まで強く加工すると読みにくくなります。
先に背景画像だけをVHS風に加工し、その後、別のデザインツールで文字を配置する方法もおすすめです。
読み込んだ画像や動画はサーバーに送信されない
Mediassort Studioでは、画像や動画の処理をブラウザ内で行います。読み込んだ素材が、加工のためにメディアソートのサーバーへアップロードされることはありません。
ただし、ブラウザ内で処理するため、大きな動画や高解像度の素材では、端末の性能によって処理に時間がかかる場合があります。
まとめ
VHS・グリッチ加工を使用すると、普通の画像や動画へ、レトロなビデオテープや故障したデジタル画面のような表現を加えられます。
Mediassort Studioの「グリッチ/CRT/VHSエフェクト」では、スキャンライン、色収差、ノイズ、ブロックノイズをそれぞれ調整できます。
インストールやアカウント登録は必要ありません。VHS風の画像や動画を作りたい方は、ブラウザから試してみてください。