感覚で覚えた囲碁(9路)のルールを全力で説明してみる

    2019.5.24

    囲碁、おもし令和。

    2年くらい前にルールも知らず囲碁のアプリを落として以来、感覚で覚えてきました。

    なぜルールも勉強せずに始めたかというと、「囲碁のルール知ってるとかっこいいよなぁ」という漠然とした憧れだったからです。ほら、「蕎麦屋で酒飲めるとかっこいいよなぁ」みたいな、歴とした社会人病です。大丈夫、男なら誰もが通る道です。

    小二病は「かめはめ波うてるとかっこいい」、中二病は「邪気眼発動できたらかっこいい」高二病は「麻雀うてるとかっこいい」、大二病は「美術館行きまくったらかっこいい」、そして社会人病は「囲碁のルール知ってるとかっこいい」なのです。

     

    その程度の気持ち、つまりはルールをがっつり覚えようという超ストイックな感じではなく、なんとなくでふわふわしてるのでルールもクソもへったくれもないわけです。「まずはファッションで一発やってみるか〜」みたいな感じで2年やってたんですが、最近なんと勝てるようになってきてしまったのです。

     

    そうなってくると、もう見せびらかしたい。囲碁で勝てるという事実をみんなに知らしめたい。そんで囲碁に興味を持ってもらった初心者と遊びで囲碁勝負をして、コテンパンにやっつけたい。そんで鼻で笑いたい。

    しかしながら、そうすると囲碁のルールから何となく伝えないといけないわけです。

     

    機は熟したのではないでしょうか。

    ということで、僕が感覚で囲碁のルールを皆さんに教えて差し上げましょう。

     

    なお、僕のこの記事は完全に感覚で覚えたことを説明するだけなので、「間違った名称」や「間違ったルール」が出て来る恐れがありますが、責任は負いかねますのでご了承ください。

     

    囲碁は、最終的に自分の陣地が相手の陣地より大きくなれば勝ち

    見出しでほとんど説明ができてると思うのですが、囲碁はまっさらな状態から陣地を作っていく、あるいは相手に陣地を作られないように妨害していくという感覚が一番強いです。

    まず、一方が黒色の石、他方が白色の石をつかいます。ここらへんはランダムで決められてるっぽいのと、黒色の石が先手と決まっているっぽいです

    石は、盤の十字部分にしか置けません。自分のターンで置ける石は1つ。パスをすることもできます。

     

    あとこれは感覚なのでどこまで本当なのかわからないのですが、多分ルール的に先手(黒)の方が有利なので、なんかその分、白の方にハンデがあるっぽいです。ほぼ同じ分だけ陣地をとっても、いつも白が勝つんで。

     

    囲碁は相手の石を取ることができる

    自分が陣地を作れた時や、相手が自分の陣地内に石をおいてきた場合、うまくやると相手の石を取ることができます。こうすることで盤上の相手の石が減るので、見た目的にもめっちゃ自分の領土が広くなるみたいな開放感があり、やみつきになります。

    逆にいうと、相手ががっつり囲った場所に石は置いても無駄です。置いたところで自分の陣地にはなりません。

     

    実際に戦いながらの方が多分わかると思うのでコンピュータと戦ってみる

    https://www.cosumi.net/play.html

    こちらのサイトで、オンライン囲碁ができます。こちらでコンピュータと対戦してみながら、説明していきましょう。

    今回は、僕が黒(先手)、コンピュータが白(後手)でした。

     

    早速打ち始めます。

     

    僕の最初の手は、右下のところ。対する白は上側です。

    なぜ、僕がここにうったかというと、今までの対戦相手で、結構最初にここに打つ人が多いからです。理由はわかりません。

     

     

    これがお互い2手、終了したところ。

    僕が下を陣地にしようと思ったら、相手がその分断を図ってきた感じがします。わかりますかこれ。

     

     

    そこで僕はこう出たわけです。

    こうすることで、僕の左側の領域に陣地がつくれそうな感じになりました。

    対する白は一直線に盤の中央を持っている感じですが、両サイドに黒があるので挟まれてる感があります。

     

     

    ここで相手が縦に三つ並べてきました。

    縦のラインを盤石化することで、今までの白の石をしっかりと結束するという熱い思いが伺えます。

     

     

    何やかんやで僕の6手目。

    少しずつですが、相手と自分がどこに陣地を張ろうか見えてきてますね。

    僕は左上と右下に、相手は中央に作りつつ、右上と左下に領土を広げていこうとしています。

     

     

    大体の領土が決まったら、ここから陣地の押し合いが始まります。

    ここでどこまで食い込めるか、あるいはどこまで防げるかが勝敗を分けて来るのです。

     

     

    こんな感じ。

    そして、

     

     

    こんな感じ。

     

     

    いい感じですね。

     

     

    それで、こうなって、

     

     

    こうしていきます。

    この左下の白い石5つに注目してください。

     

     

    相手がパスをしてきたので、見えづらいですが、左下の白い石全部取ったんですよ。そんな感じで隙間なく相手の石を囲ったら取れます。

     

    パスは、普通に1ターンパスするだけですが、囲碁での意味合い的には「もう石置いても意味ねーや」的なニュアンスで使われることが多いです。

    それで、お互いにパスになったらゲーム終了。

     

     

    僕の10目半勝利です。

    この「半」はマジでよくわかりませんが、勝ち負けがわかればいいと思います。

     

     

    最終的な譜面はこんな感じ。左右でしっかりと陣地を作った僕の勝利となりました。

     

    どうですか、わかりましたか

    舐めるように説明してきましたが、多分これでルール的には何ら問題ないと思います。あとはもう、感覚で覚えるのが一番です。

    ちなみにスマホでやってみようという方、自分が好んでいるアプリは「囲碁クエスト」というやつです。オンライン対戦できます。僕は今「afurikajin」という名前でやってます。スマホを買い換える前は「igirisujin」、別のデバイスでは「seioujin」でやっていました。

    やるぞ〜!という方がいればぜひ、囲碁クエストで会いましょう!

     

    まとめると、

    ①何となくここ陣地にしたいよ〜的な場所に石を置いていく

    ②大体お互いの陣地の場所がわかってきたら、詰めていく

    ③もういいかってタイミングでパスする

    ④あとはコンピュータが勝ち負けを計算してくれる

    これが囲碁です。

     

    このくらいの知識の方と、対戦したい。

     

    この記事を書いたライター
    咳戸

    大手広告代理店から独立し、不動産事業や投資等で
    莫大な資産を得る人生を日々夢見ながら家でゴロゴロしている。
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