ペルソナ5R(ロイヤル)の感想

    2020.1.23

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    今更感あるのかもしれないけど、ペルソナ5R やってました。

    もう少しでクリアなのでちょっと感想。

    ネタバレはしない、商品レビュー的な目線で書いてみます。

     

    そもそもどんなゲームだった?

    話の進行はカレンダー形式?4月~約1年間を1日ずつ刻んで、その日その日で主人公が何をするかある程度自由に行動できる形。

     

    日常パートとダンジョンパートで分かれていて、ダンジョンパートは現代が舞台のRPGです。

    バトルシステムはFFとかドラクエなんかを複雑にした感じ。

    で、さらにモンスターの合体や強化、育成みたいなシステムも入ってる感じ。モリモリです。

    ダンジョンについては、フィールドマップはなく決まったダンジョン内で探索、、といった形です。

     

    で、日常パートはシミュレーション?っていうのかな?って感じです。

    主人公と仲間たちは基本的に学生なので、学校や放課後、夜に東京の街を練り練りあるいて、いろんなところで発生する

    イベントに選択技形式の会話で対応していって、それぞれのキャラクターとの関係性を構築していく、みたいな。

    どのキャラクターと関係性を広めるかによって、ダンジョンや戦闘でできることが変わっていくみたいな。

    攻撃方法が変わることもあるし、戦闘中のメンバーチェンジができるようになったり、購入できるアイテムが増えたり等。

     

    そんな感じで日常を過ごしつつ、ダンジョンにも入りつつみたいなRPGとシュミレーションが合わさったようなゲーム、、ですかね。

     

    ダンジョン、バトルシステムについて

    まずはダンジョン

    大きく2種類あって、必ず突破しなければいけない話のメインとなるダンジョンがいくつかと、いつでも入れるダンジョンと。

    いつでも入れるダンジョンは主にレベル上げやアイテム収集、モンスター収集に使うイメージ。

    特に目新しいものはないけど、天候によっていろいろ様変わりするので入る日によってちょこちょこ変わる。

     

    話のメインとなるダンジョンは、決まった時期に決まった場所にしか入れないもの。まぁこっちがメインですね。

    こちらは基本的に謎解きとボス戦。ストーリーも大きく進む。謎解きはまぁよくある感じで、この手のゲームになれてる人なら

    特に躓くことはないけど、ところどころで一般教養や専門的な事を知ってると理解が早い場所もある。

    小学生じゃ絶対無理だろ!みたいなのもある。

    例えば2進数を応用した謎解きとかもあったり。っても知らなくても問題なくクリアできます。算数できれば。

     

    最初のうちは、ダンジョンの派手さやそこそこ高い自由度で探索も楽しいけど、後半はちょっとだるくなってくるかな。。

    でも、後半に行けば行くほど色々なことができるようになってるので、長くは感じない。

    (多分長さは変わってないけど、慣れと行動範囲が広がるおかげで早く攻略できるようになる)

     

    バトルシステムについて

    かなり複雑!だけどUIが素晴らしいのでわかりやすい。バトルが一番楽しかったです。

    ざっくりとですが、仲間を4人選んで敵とターン制で戦うシステム。魔法とか物理とかアイテム駆使しながら。

    基本は普通のRPGと同じです。

    重要になってくる要素が、弱点やクリティカルを点いたときに連続行動ができるようになるところ。

    単純にもう一回行動してもいいし、味方に「バトンタッチ」すると攻撃力上昇やらなにやら色々メリットがあって、

    そこからさらにバトンタッチをつなげられれば1ターンでめちゃめちゃ火力を上げることができるっていうシステム。

    これ慣れると結構病みつきになります。エキスパートモードでやってると、これ駆使できないと突破できないボスは多々。

     

    あとは、上でも少し触れたモンスターの合体や育成。

    このゲームは魔法や特殊攻撃を使う時はペルソナというモンスターを通して行うことになるので、(主人公に限り)モンスターを

    戦闘中に切り替えることによってどんな属性でも、どんなタイプにもなることができます。

    なので、自分なりに物理特化のモンスター、魔法特化のモンスター、属性、補助系とか色々用意しておけば、敵に合わせたり

    味方との連携に合わせたりと臨機応変に対応できるようになるので戦闘が有利になるわけで。

    ただこの合体育成も、そこらのスマホアプリよりはるかに奥が深いので、、慣れるまでは何が何やら状態。

     

    全体的には、やれることが多くて難易度(難易度変更は可能)も高いので、やりこみたい人はだいたい熱中できる。

    ただゴチャゴチャ考えるのが苦手な人でも、UIがわかりやすくスピード感もあるのでなんとなーくやってても何んとなーく楽しいと思う。

     

    日常パートについて

    ギャルゲーとかそういうの好きな人にはいいんじゃないかな?

    俺はだるくなっちゃうタイプなのでここはもうストーリー読むだけレベルでした。

    ただ、自分の能力(バトルステータスではなく、人としてのステータス。知識、度胸、魅力みたいな)を上げたり、

    それによって誰との関係を進められるかとかが変わってくるのでちょっと考えながら進めないとあとで後悔するかも。

    あとは東京に住んでる身としては舞台が知ってる場所ばかりなのでちょっとテンション上がります。

     

    ストーリーについて

    主人公の行動を自分で選べる系のゲームの性質上、変な行動をとってるとちょっと矛盾が生じたり、ストーリーが変になったりはします。

    ところどころ仲間の発言が変だったり、、、まぁその辺はゲームなので目をつむりましょう。

    全体的には楽しめました。話も徐々にスケールアップしていくし。

    ただ最近よくある系なのかな?やたらと主人公が仲間から持ち上げられまくるのは気持ち悪いと思ってしまう。。

    もう主人公は完全カンペキ天才みたいな扱いです。キミが言うなら間違いない!状態です。

    だもんで、主人公を唯一ボロカスに言ってくれるA君が大好きになりました。

    屋根裏のゴミ(笑)

     

    後半のストーリーは結構驚きの連続で一気にやれました。

    ある程度予想通りだったところもあれば、え、これマジかなところもあって、割と納得感もある。

    ちょっと無理やりな部分とかご都合設定もあるけど、十分すぎるほどたのしめたかなぁ。

    日常パート全部すっとばしてストーリーだけ進めても全然問題ないと思う。

    日常パートじっくりやってると、くっそ長いからね。。。

     

    総評

    大満足です!

    日常パートも一応ちゃんと全部見てしまったので、プレイ時間は余裕で100時間超えてますが(まだ全クリしてない)今のところ大満足です。

    バトルシステムが奥深いけども、UIの良さのおかげでスピーディーに進むし、何より演出がいちいちかっこいい!

    あと、一切触れてなかったけど音楽ね!

    ペルソナといえば音楽っていわれるくらいなポイントですが、ほんとここは重要。

    めっちゃテンション上がります。

    個人的にはUI、バトル、音楽がめちゃめちゃよかったです。

    もちろんストーリー、キャラクターもよかったけど、バトルが楽しすぎて。。

     

    じっくりガッツリやれるRPGをお探しの方は是非。

     

    サクッとできるRPGをお探しの方にはおすすめしません。

    マジでながい。。100時間は覚悟してください。

     

    この記事を書いたライター
    Yoshiki Kobayashi

    一応Mediassort代表取締役。
    ITのエンジニア・コンサルタント・動画クリエイターやデザイナーを兼業していた。
    色々あってMediassort代表やってみてます。
    東京から離れるために奮闘中。
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