2019年の冬の旅行は岐阜こそ神である理由をべらべらと語る。

    2019.1.11

    年末に温泉の味を占めた僕。

    調子に乗って、年始の旅行に無理矢理岐阜温泉街ぶらり旅をぶち込んできたので、ご紹介します!

    いや、ぶっちゃけね。関東の正直村出身の人からしたら、「岐阜って何あるの? 山?」くらいの印象なのはわかります。

    近畿か中部かもよくわからん・・・という方もわんさか居る。そんな人に言いたい。

     

    もったいないですよ!!

    岐阜はすごいですよ!!

     

    なんたって、「食」「温泉」「歴史文化」そして「観光地」すべて揃ってるのです。

    さらに言えば京都より観光客少ない点も素晴らしい!!

    冬、雪散る岐阜で1泊2日の弾丸ライナー旅行を突っ切りながら、温泉で日本の文化に思いを馳せる・・・。

    なんと優雅な旅行じゃないですか・・・!!

    ということで今回は冬の岐阜旅行を、旅程込みでご提案します!!

     

    1日目

     05時- 出発

     10時- 下呂温泉

     15時- 高山

     18時- でこなる横丁

     21時- 飛騨牛

     

    2日目

     10時- 白川郷

     13時- 平瀬温泉

     15時- 荘川そば街道

     22時- 帰宅

     

    01, 下呂温泉


    朝早く家を出て、都心から車で5時間ほど。高速でウェイウェイやりながら(ハイウェイだけに)早速下呂温泉に到着。

    「いやー、いいんですかね!? こんな昼間から下呂の温泉なんか入っちゃって!!」という罪悪感がスパイスになります。

    そう、つまり初日の昼こそが、温泉をめちゃくちゃ楽しめる時間帯なのです。

    浮かれまくった友人たちと記念撮影してしまっても良いでしょう。

    チャップリンとか、いろんな銅像があるので写真も撮り放題です!

    温泉自体はアルカリ性で、硫黄臭さはなく、肌がてゅるてゅるになるということで、女性に人気なんだそうな。

    雪が舞う露天風呂で、大自然の素晴らしさを肌で感じるのが乙です!

     

    水明館

    温泉宿ですが、日帰り入浴も可能です。

    温泉と宿の受付が一緒のため、チェックインが始まる時間に行くと、女将が総出で

    「「「いらっしゃいませ〜!!」」」

    と言ってくれます。気分が良いですね、ただ入浴しに来ただけなのにね。

    9階の景色の良い風呂場と、1階の露天と選ぶことができます。

     

    外にはなまぐせえ臭いの池もあります。

    オススメは1階です。

     

    02. 高山

    下呂温泉でホッカホカになった後は車で1時間かけて高山の宿に。

    観光地なのに、ホテル代は意外と安いので、そのぶんご飯や観光にお金を使えるのが利点でやんす!

    早めにチェックインして、その後はゆっくりと街ぶらを楽しみましょう。

    この昔からの街並み。

     

    歯医者さんですら、この建造。

    街のあらゆる店から醤油の美味しい香りが流れてきて、ついつい団子やよくわかんない食べ物を(高い金で)買ってしまったり。

    「ちょっとこっちこっち!忍具売ってるよ忍具!」

    「え、避妊具?」

    「忍具!!」

    「え、避妊具? ねぇ、避妊具?」

    こんな会話がふと聞こえてくることも。

    そして国分寺。

     

    六地蔵に思いを馳せましょう。三善趣と三悪趣で手前におかれたさるぼぼの数が違うのは、どんな意味があるのでしょうか?

    六地蔵がある、ということは、慰霊のお寺かな、と中に入ると・・・。

     

    大きな木の中にお地蔵さんがいました。

    よくよく調べると、なんか大きなお相撲さんの慰霊碑なんかもあったり。

    そしていつの間にか日が暮れはじめ・・・

    さーてそろそろちょっと酒でも入れようか、というところでおすすめなのが、こちら!

     

    03. でこなる横丁

    イメージは、10店舗くらいのゴールデン街。

    でも中には射的や手裏剣なんかもあり、お子さん連れも楽しめる施設もあったりします。

    しかも、結構本格的なお店も多いんです。

     

    Mr. kanso

    古今東西あらゆる缶詰でお酒を飲めるお店です。

    週に1度、山根会長みたいな人が飲みにやって来て、人のお酒を飲んだりします。

     

    山の幸 うり坊屋

    こちらは本格ジビエを猟師自ら焼いてくれるお店。

    ジビエと言えば、鹿、猪までは想像できますが、

    ここでは熊や穴熊なんかも食べることができます。

    熊・鹿・猪の食べ比べ串なんかもリーズナブルな金額で食べられます。

    熊肉、うまかったわ・・・。

     

    鹿刺しも美味い。

    店主の方もめっちゃ気さくで、猟にまつわるあれやこれの話をいっぱいしてくれます。

     

    銃弾が食い込むとこんな感じで広がり、獣の弾跡を抉るのだそうです。ひえっ。

     

    こりゃ酒も進むわ〜。

     

    ほかにも、美味しいおでんを提供してくれるお店なんかもあるんです。

    もうね、至れり尽くせりですわ。

    でも、ここでお腹いっぱいになってはいかんですよ。

    ここからもっと夜の岐阜を堪能するのです!!

     

    04. 飛騨牛

    1日目の締めは岐阜名産の高級焼肉で。超有名店丸明。

     

    丸明

    観光客ではなく、地元の人も訪れる、と言われれば、誰もが認めるお店だってわかることでしょう。

    なんという贅沢・・・!!

     

    頭おかしくなるくらい高価な牛肉を、アルコールで流し込む。

    サーロイン、サイコロ、カルビ・・・。

    A5ランクだともう脂がすごくて、それぞれ3枚食べればもうお腹いっぱいになってしまいます。

     

    もうね、味もぶっちゃけよくわかんない。ただ、柔らかいというだけ。

    美味いのかももうまじでわからない。胃のもたれ具合だけ気にして食べる。これこそが高級焼肉の食べ方なんです。

    ぶっちゃけ赤身の方が美味しかったりしてね。

    そしてべろんべろんになったら宿に戻り、温泉に浸かって今日の疲れを癒し、早めに寝ます。

     

    05. 白川郷

    2日目は朝チェックアウトを済ませ、車で1時間ほどの白川郷へ。

    冬の白川郷の壮観っぷりは以上です。合掌造といえば、雪。

    隣の外国人と身振り手振りで話すのもいいかもしれません。一緒にかまくらを作ったりね。異文化交流。

    ニジマスや鮎の定食なんかを食べるとね、えも言えぬ懐かしい感じがふわっと襲うのです。

    故郷でもなんでもないのにね。これは多分、日本人のソウルでしょう。

     

    白川郷の中で一番大きい和田家は、大人300円で中に入れます。

    靴を脱いで上がるので、外国人に盗まれないように注意が必要ですね(経験談)。

     

    どぶろく神社こと、鳩谷八幡神社に参拝に行くのも良いと思います。

    絵馬を見てみると、驚き・・・。

     

    そういえば、「ひぐらしのなく頃に」の聖地でしたね。

    岐阜を舞台にしたアニメはほかにも、「氷菓」や「君の名は」なんかも有名ですよね。

    アニメ好き、かもん!

    麓で少し観光したら、展望スポットから全景を見てみましょう。

    20分ごとに、麓と展望スポットを行き来する往復バスが出ていますので、行きはこれに乗ると良いのでは。

     

    壮観です。

    車でちょっと奥に行くと、遠山家が見えて来ます。

     

    めちゃくちゃ立派な建物なのに、こんなところにポツンとあるってことは、間違いない。村八分です。

     

    06. 平瀬温泉

    雪の中たくさん歩いたら、汗もかくけど身も冷える。

    白川郷を満喫したら、近場の温泉街、平瀬温泉に行きましょう。

    友人や家族、恋人と来たなら、ここでゆっくり、旅の思い出を語らうといいかもしれませんね。

    温泉の質なんかはここまで来たらもう気になりませんよね。なんでもいいんです。

    寒い雪景色の中、天然温泉があるってことだけで十分いいんですよ。

     

    07. 荘川そば街道

    最後は白川郷インターチェンジから高速に乗る前にある荘川そば街道で、上品な蕎麦をがっつり食べましょう。

    オススメは蕎麦正。

     

    蕎麦正

    昼間は行列ができるほどの人気店です。

    15時くらいに訪れると、人もまばらで、スムーズに食べることができます。

    気さくな店主は直接会ってすぐにガンガン人種について踏み込んだ話をしますが、それでも会話が楽しくて、お話ししているうちに、蕎麦があっという間にやって来ます。

    山葵がまるっと付いてくるのが絵的にも素晴らしいですねぇ。

    蕎麦に山菜おこわに小鉢、そしてきのこ汁をつけて、確か2,000円くらいでっしゃら!

    食べた後は蕎麦湯でつゆを薄めていただきます。たまらん・・・染み入ります。

    これで、岐阜弾丸旅行は終了です。

    帰りは6時間かけて都心へ。途中最後に足柄SAでお風呂に入ってもいいでしょう。

     

    まとめ

    いかがだったでしょうか?

    意外と知られていない岐阜旅行の楽しみ方を紹介しましたが、今回紹介したものはごく一部。

    まとまった休みが取れたら、一週間くらいいたって全然飽きずに楽しめます。

     

    1泊2日の行程ですので、普通の土日でも気合い入れればいけんこともないのがポイントです!

    興味ある人は僕に連絡ください!逆に連絡ください!

    この記事を書いたライター
    咳戸

    大手広告代理店から独立し、不動産事業や投資等で
    莫大な資産を得る人生を日々夢見ながら家でゴロゴロしている。
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