軍人カフェってどうなのよ -秋葉原散策その④-【秋葉原/アニカラ★アーミーズ】

    2019.6.26

    前回、秋葉原散策2点目のコンセプトカフェ、「不忍カフェ」で忍者と外国人に悉く完敗したわけですが、まだまだ日が落ちない。

    もう財布がだいぶ軽くなってきたのですが、夜まで帰ってはいけない縛りを自主的に行なっていたため最後にもう1店、コンセプトカフェに行くことにしました。

     

    実はもうすでに目星をつけていた我々は、客引きしてねーかなぁとまたメイド通りを歩き回りました。

    そして探すこと1分、いました!

    軍服の格好をした女の子の客引きが!!

     

    そう、僕らが目星をつけていたのは秋葉原に唯一あると言われている軍人のコンセプトカフェだったのです。

     

    軍人カフェ アニカラ★アーミーズ

    ボーイッシュな可愛らしい女の子に連れられて店まで訪れると、築うん十年という年季の入った建物に通され、階段で5階まで上がっていきます。

     

    入り口がこんな感じ。

     

     

    おお、年季が入った建物の作りが良い感じにそれっぽく見せているのに加え、さらっと見える「大本営」の文字。

    これはかなりコンセプトが強そうですな。

     

    店に入った瞬間に聞こえるカラオケの爆音と、従業員の歌声。

    ほう、ここも従業員が歌ったりするのか〜とか思いながら着席。

    10畳くらいの広さの店内には、よぼよぼのおじいちゃん含め、3組のお客さんがいました。しかもここ、喫煙可です。なるほど、戦時中っぽい。

     

     

    不忍カフェに比べてかなり店のシステムはラフな感じですが、その分雰囲気がけっこう良い感じです。

     

     

    店内は結構しっかりと作り込まれていました。

    拳銃が何丁かあるのに加え、「一億総火の玉」「欲しがりません勝つまでは」といった戦前の言葉が壁にプリントされています。

     

     

    小物類も結構しっかりしています。

     

     

    天井のあかり。空襲時に光を隠すために一般家庭でもされていたという、なんか布をかけるやつまで再現されていました。まあ芸がこまかい。

     

    そして本日3回目の料金説明。だいたい一緒だったところは割愛します。決められたセリフだけである調で、ちょっとラフになった瞬間敬語に戻るのがなんだか可愛らしいですね。

     

    軍人: このポイントカードを貯めると、我々軍人の手作り弁当をプレゼントします。

    軍人: また、当店は一般人のカラオケは無制限ですが、我々軍人が歌う場合はチャージが必要になります。

    軍人: カラオケは基本的に何を歌っても良いが、「軍歌」はNGです。

    淺野: あ、軍歌はダメなんだ・・・へえ〜・・・。

    軍人: それは、ここが本部ではないので、軍歌を歌うレベルに至っていないという理由でですね・・・。

    淺野:

     

    なかなか、大変なことがあったっぽいですね・・・。ここが本部でないとしたら入り口の「大本営」はまずいんじゃ・・・。と少し心配になってしまう設定のゆるさ。いや、でもそれがむしろ良いのかもしれない。

    ここまで3店舗のコンセプトカフェに行ってきたわけですが、3店舗とも全てにおいて極めるスタイルではなく、やや雑でラフ、形だけでした。

    タメ口で口悪いメイド、チャクラ使いの忍者、そして本部ではない大本営。

    そういったゆるさがうまい具合に広域の客層を掴んでいるという結果となっているのかもしれませんね。

     

    こちらも多分、1時間制+1dだったと思うのですが、まあ話も楽しく盛り上がり、僕もビールをのんじゃったりなんかして、疲れも合わせて結構グダッと楽しむことができました。

     

    そして銃をもってのチェキ撮影。

     

    旗をバックに写真撮影もさせてくれました。

     

     

    全部ひっくるめて、まとめると。

    ということで秋葉原の珍道中、代表と2人である種豪遊してきたわけです。

     

    咳戸: 代表、今回の秋葉原散策、合計2万円以上使っていろんなところに行ってきたわけですが、実際どうでした?

     

     

    淺野: たけぇ・・・。

     

    そう言って、彼は自分がつけている家計簿をわざわざ僕に見せてきて、いかに今日の出費が割りに合わなかったかをそこそこリアルに説明してくれました。

    いろいろと考えてみたんですが、メイド喫茶をはじめとしたコンセプトカフェはゴールデン街みたいな「はしごを楽しむ」感じではなく、1店舗自分の好きな店を見つけてそこにひたすら通い続けるというのが一番良いスタイルなのではないかなと思いました。

     

    最後に3店舗いってわかったこと。

    秋葉原のコンセプトカフェは手作り弁当出しがち。

     

    秋葉原散策まとめ

    秋葉原のチャッチャ系つけ麺を -秋葉原散策その①-【秋葉原/ごっつ】

    メイドのキャッチに捕まってみた -秋葉原散策その②-【秋葉原/リリーコテージ】

    メイドカフェと忍者が混ざった感じの店にホイホイ行ってきた -秋葉原散策その③-【秋葉原/不忍カフェ】

    軍人カフェってどうなのよ -秋葉原散策その④-【秋葉原/アニカラ★アーミーズ】

    この記事を書いたライター
    咳戸

    大手広告代理店から独立し、不動産事業や投資等で
    莫大な資産を得る人生を日々夢見ながら家でゴロゴロしている。
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